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【第352号のテーマ】 お母さんのいきざま

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【第352号のテーマ】 お母さんのいきざま

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南蔵院の林覚乗ご住職の著書「自分が好きですか」の中から

お母さんのいきざま

をご紹介します。

知里ちゃんが四年生の時に、お母さんの優しい手に気付きます。

お母さんの義父が72歳の時に癌を患い、大手術を受けました。

背中をさすっている最中に義父は胸が苦しくなり、吐きそうになります。

その時、お母さんはとっさに

「お父さん、大丈夫?」

と言いながら、口元に手を差し出し、

「遠慮せずに吐いて。さぁ早く」

と言って、両手でおじいちゃんの吐いたものを受け取ります。

知里ちゃんも思わず

「おじいちゃん出して」

と手を出します。

帰り道、知里ちゃんは

「普通なら、ゴミ袋、ゴミ袋って言うと思うの。お母さんは偉い」

と言いました。

この話を家でお父さんに伝えると

「うん、お母さんには頭が下がる。実の親子でもなかなかできんね」

と言います。そうするとお母さんは

「何が気持ちが悪いの。お母さんが小さいとき、

実家のおばちゃんもおじいちゃんのおむつの世話をしていたのよ」

と言い返しますが、お父さんはお母さんの手をぎゅっと握ります。

知里ちゃんは

「お母さんの手は世界で一番綺麗な手です」

と言いました。

林覚乗ご住職は言います。

汚物が入った手は、目に見える世界では奇麗だとは言わない。

しかし、この女の子には、その手はお母さんの心を表した

大変奇麗なものに見えたのです。

こういうことをわかる人間でありたいと思います。

如何ですか?

私たちは、目に映ったものをこのような捉え方をしないとなりません。

林覚乗ご住職のお話はそれに気付かせて下さいます。

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