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【第572号】 社長の決裁は覚悟と引き換え
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経営者は社内において孤独です。
特に創業経営者は孤独です。
道を拓いてくれる先代はいません。
のれん(=信用の積み重ね)もありません。
商品力も販路も弱い上、広告宣伝費もままになりません。
企画、クレーム対応も自分一人です。
配達も行かなければなりません。
創業当初は従業員も社長の経営力に対して疑心暗鬼です。
給与を払えなくなったら、すぐに去っていく可能性があります。
自分の役員報酬は手にしなくても給与や支払いが先になります。
社長と呼ばれても一人ぼっちの開拓者です。
何度も折れる心を奮い立たせて、頑張り抜いて業績が向上しても
自分にご褒美を与える前に、従業員や仕入れ先、お客様へ
感謝の気持ちを表します。
演技ではなく、本当に嬉しく、自然に言葉が出ます。
苦労をしたからこその言葉になります。
このまま業績が向上すれば、個人保証した借金も返せますし、
受け取ることを辞めていた役員報酬を手にすることができます。
ところが業績が下降すると、従業員はとたんにソワソワし始めます。
転職を考え始め、休憩時には社長批判が出たりします。
仕入れ先も警戒をし始め、お客様は離れ始めます。
自分より年下の銀行の担当者から経営指導を受けます。
社長と呼ばれても一人ぼっちです。
みんなが離れても経営責任と借金だけが手元に残ります。
従業員は「会議でみんなで決めたことを守らない」ことがありますが、
社長は「決めたことを守る責任」があります。
社長の決裁は覚悟がないとできないことばかりです。
従業員の皆さんは社長の孤独な戦いを少し、理解してあげて下さい。
会社の創立記念日に社長にプレゼントを贈るなど、考えてください。
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