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【第651号】 指示命令への復唱の有用性と無用性

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【第651号】  指示命令への復唱の有用性と無用性

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組織で仕事をする上で「報連相」は欠かせません。

指示命令をした後に完了の報告があるまで、どれだけ報連相をさせるかで

指示命令者の意図した品質や期限が守られ、また、それ以上のものとなります。

言った通りになっていない場合は、報連相が不足しているからでしょう。

この報連相ですが、指示命令後の復唱とセットで行うとより効果的です。

復唱とは指示命令に対する飲食店のオウム返し的なメニュー確認とは違って、

指示命令に対する「理解」と「どうやって、どのように」という

やり方や方向性を確認することに重きをおきます。

弊社のシステム開発部門の責任者は、丁寧に確認してきます。

質問もしてきます。

その結果、指示命令通りにいつも仕上がります。

安心度が高いです。

彼は自分の裁量で+αさせたい時は必ず連絡があります。

復唱の有用性が高いと思います。

デザイン部門は違います。

指示命令に対する「理解」と「どうやって、どのように」という

やり方や方向性を報告させると必ず、可もなく、不可もない、

言われたとおりのものが仕上がってきます。

私がデザインを勉強したこともあるので、

事細かに指示をしすぎることも要因の一つでしょうが、

仕上がりが面白くありません。

デザイナーも面白くないのだと思います。

ところが復唱をさせずに自由にさせると

「えっ!そんな風になるんか!」

と自分の考えもしなかったデザインが上がってくることが多々あります。

もちろんその逆もあります。

その場合は、私の指示不足を反省するだけです。

人が持つ能力をどう仕事において発揮させるか!

これがマネジメントの重要要素ですが、

職種や担当者によって使い分けるだけのスキルを上司が持たないと

力を発揮させることができません。

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