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【第658号】 自分の仕事をベンチャー企業の経営者として工夫する
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松下幸之助氏の考え方と渋沢栄一氏の論語と算盤に共通する考え方があります。
ご紹介をします。
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一人ひとりが自分の仕事を一つの経営と考える~松下幸之助~
どのような小さな仕事もそれが一つの経営なりと考えるときには、
そこにいろいろ改良工夫をめぐらすべき点が発見され、 したがって、
その仕事の上に新しい発見が生まれるものである。
世間すべての人々が同じように努力しながら、
成功する人はまれであるのは、
いま言うところの経営の観念に欠け、
何らの検討工夫をなさず、
ただ仕事に精出しているにすぎないからである。
(昭和8年12月16日 松下電器社員への講話)
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昭和の初めの講話で
自分の仕事を自分が経営者として
創意工夫をしろ!
言われたことだけをするな!
と言われています。
【第656号 無いことに気づくことが差別化のポイント】
【第657号 商品、サービスの弱みを放置しない】
と通ずるところがあります。
渋沢栄一が「論語と算盤」の中で、草履取りだった秀吉の事を述べています。
私なりに骨子を当時の時代背景を考慮して、私見を交え、本メルマガ風に纏めました。
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「つまらない仕事」などない~渋沢栄一~
秀吉が草履取りとして懐で温める人だったからこそ、天下を取れました。
草履取りを馬鹿にしていたらできないイノベーションです。
小さな仕事を全力でやる。
馬鹿にせずに勤勉に忠実に誠意を込めてやる。
だからこそ、そこに工夫が生まれる。
秀吉は「家」がなかった故に、与えられた仕事を一所懸命にしました。
その背中を見て、部下がこの人について行こうと思いました。
その背中を見て、他の武将が秀吉は信頼できると思いました。
そして、信長が秀吉を信用しました。
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織田信長は織田家、徳川家康は松平家という、家と家臣を相続しています。
言わば、代々社長の家柄です。
ところが、秀吉には家がありません。もちろん家臣もいません。
自分の才覚だけで、上がるしかありませんでした。
ベンチャーです。
幸之助氏と栄一氏の考え方に共通点があると思います。
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