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【第664号】 哲学を大切にする
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学生の頃、哲学の時間はあまり人気がなかった様に思います。
ソクラテス、プラトン、カント、ニーチェ、キルケゴール、サルトル・・・
覚えましたね~。
彼らがどんな思想であったか全く覚えていません。
覚えても意味がなかったと思います。
しかしながら、今は哲学こそ生きていく上で
もっとも盤石な「大地」の様なものと思います。
人生哲学、経営哲学
これらがないとフラフラした歩みとなります。
本田宗一郎氏は哲学を
「知恵を愛すること」
「一人の人間がよりよく生きるために思考や体験を積み重ねてゆく行為」
と言われています。
正に、人生哲学です。
本メルマガで何度も岡潔先生の「人は情があるからこそ人と言える」と
お伝えしています。
「心」を込めることができるのが人ということです。
「知恵を愛する」ことも同じ意味でしょう。
心から生まれた知恵を愛することです。
更に、本田宗一郎氏は言われています。
相手の心を知るためには哲学が必要
心と心を通わせる手段や方法といった表面的なことではなく、
思考基盤がどっしりとしておくべき、ということです。
機械は燃料を入れ、オイルを入れれば動くが人はそうはいかない。
人は心に火を入れないと動かない、と言われています。
その火が心と心を通わせる人生哲学や経営哲学ということです。
故に哲学のない経営者は経営ができません。
氏は更に言われます。
人の心はわからないから、人を動かすことは難しい。
しかしながら、誰もが自分の心理状態や置かれている状態に対して
親切に呼びかけられたり、ひとことの言葉や親切な態度で
救われることがある。
哲学者の考える哲学ではなく、
相手の心を知ろうとし、相手の身になって考え、行動すること
これが「知恵を愛する=哲学」。
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