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【第686号】 マザーテレサに教わった孤独の恐怖
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マザーテレサがノーベル平和賞を受賞されたとき、次の言葉を残されました。
「天然痘も癌も脳卒中も、決して怖い病気ではありません。
本当に怖い病気とは、
あなたのような人間がこの世にいてもいなくてもいいのですよ、
と言われたときの孤独です。この病気ほど怖いものはないです。
この病気を治す病院も薬もないのです。
この病気は優しい心でしか癒すことができないのです・・。」
来日された際に、
駅で苦しそうにうずくまっている人の前を足早に通り過ぎる人を見て
「日本は世界で最も豊な国ですが、心は貧しいですね」
と言われています。
聖心女子大学の講演では
「日本では路上に行き倒れて死んでいく人や
膿にまみれてハエにたかられている人はいません。
しかし、街は綺麗で賑わっているのに、
そこを歩く人の顔に笑顔がありません。
皆さんの悲しそうな表情が心に焼き付けられました」
と言われています。
言われるように町中を歩く人は「むっつり顔」が多いですよね。
ややうつむき加減に足早に歩いている印象です。
なぜ、胸を張って、笑顔でゆっくりと周囲を見ながら歩かないのでしょう?
自分の周囲と距離を取っているのでしょうか?
他人が怖いのかも知れません。
自分以外には関心が薄いのでしょう。
豊さとは何か? を思わず考えてしまいました。
ノーベル平和賞の受賞時のコメントにあります
「あなたのような人はいなくても良いのですよ」
と、今言われることはないとしても
高齢となり、働くことを辞め、年金生活となり、
連れ合いも無くし、家族もいない・・・、
毎日医療や介護職の方のお世話になると
このように感じるかも知れません。
時々ニュースで取り上げられる
孤独死
これを日々感じる生活はとても恐ろしいでしょう。
一人の人が生きていくにはたくさんの人の見えない支えを必要とします。
私たちは、今孤独死を迎えようとしている人たちに支えられた時期がありました。
苦しんでいる人を見て見ぬフリをせずに、支えなくてはなりません。
高齢者ほどSNSや地域のコミュニティと繋がるべきです。
そういう活動をしたい、と思いました。
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