現場力MAXメルマガ

【第800号】  一品で世界に雄飛を~松下幸之助~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【第800号】  一品で世界に雄飛を~松下幸之助~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は松下幸之助氏ネタです。

********************************************************************

一品で世界に雄飛を

昨今、大企業が中小企業の分野に進出してくるということが、

しばしばあるようであるが、

中小企業のほうが一品に徹していくならば、

決して競争に後れをとるということはない。

「自分のほうはこれ専門なのだ。

むこうはいろいろほかにも大きな仕事をやっているのだから、

これに専心できるわけではない。

負けるものか」

という信念なり心意気であたれば、心配は要らないと思う。

ところが、ともすれば多少余力があると、

二つの仕事を三つにして、

業容を大きくしていこうということを考えてしまう。

そうなると、形の上では立派になっても、

内容はかえって弱体化し、

競争にも後れをとるということにもなりかねない。

業種なり、仕事の性質によって違ってくるだろうが、

やはり間口を絞って、奥行きを深めていくというか、

一品をもって世界に雄飛するのだ、

というような方針で経営を進めて行くことが

好ましいのではないだろうか。

(「オール生活」昭和44年2月号)

********************************************************************

わたしは「選択と集中」という言葉が大好きです。

「一点突破」や「オンリーワン」、「一隅を照らす灯火」

といった表現をされることもあります。

集中すべき事を決めることは難しいですが、

ライバルが参入しても自分達しか提供できないレベルのものを

見つけることができれば、それに集中するだけです。

もし、見つからなければ、もう一度、自身の事業を見直すべきです。

皆と同じ様なことをやっていて何とか商売を維持できたとしても

自分達が失敗しなくても、外部要因で崩れるのは

氏が言われる「一品を持っていない」からです。

事業があって初めて経営ができます。

中小企業においては、その事業の中心となるものが「一品」です。

この「一品」を見つけ、育てる陣頭指揮を執るのが経営者です。

安易に「選択と集中」をすると大やけどをおいます。

 

☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティング☆★☆★☆★

●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」

これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。

また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。

詳しい内容は下記をご覧下さい。

https://km.kando-m.jp/consulting_price/

PAGE TOP