【第861号】 損得から生まれた意見
人間の左脳は「損得」的に考え、右脳は「善悪」的に考えるそうです。
ですから右脳教育が重要なのですが、
今の学校教育は「人間をつくる教育」よりも、
「成果を出す教育」に寄っている感じがします。
そのためその後の人生も「コスパ」「タイパ」といった
「効率」を重んじ、目標達成を重視します。
そもそも学業は
「何のために」という観点で語ると
生きる力、考える力、学ぶ力を身につける
豊かな人生の基礎作り
社会の役に立つ人間になる
ことを目的としています。
ところが、
テストで良い点数を取るために学ぶ
良い就職のために良い学校へ行く必要があり学ぶ
という目標に重きが置かれます。
善悪教育<損得教育
厳しい言い方かも知れませんが、このようになっていると感じます。
このような教育を受けていると「左脳」が鍛えられ、
会議での意見も左脳寄り発言になるのは仕方がないと思います。
ところが、会社の経営は絶対に「善」で行われるべきで
会議での意見も「善」すなわち「右脳的思考」の「こうあるべき」
といった意見が出なくてはなりません。
ところが、多くの会議では自分が当事者になるのを嫌ってか
「損得発言」になる場面が多いようです。
酷いときには自分の損得感情なのに、
「人間力を高めるための早朝研修なんて誰も望んでいない」
「毎朝の環境整備に時間をかけるよりも少しでも早く機械を動かすべきだ」
このように「人のため」「会社のため」と置き換える人もいます。
会議における様々な施策が損得意見によって決まることがないように
経営者や上級管理職は意識を集中しておくべきです。
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