【第864号】 現場管理者に現場を安心して任せるためには・・・
現場管理者の育成に悩む経営者は多いでしょう。
なぜ、悩むのでしょうか?
それを語る前に何を悩んでいるか?を考えましょう。
現場管理者にやってほしいことと現場管理者がやっていることが違う
これに尽きますよね。
経営者は現場管理者に
現場の仕事の人物金のマネジメントとその成果を求めているはずです。
もう少し具体的にすると
目標管理(売上、粗利、固定費の予実管理)
現場の仕事の割り振り
工程管理
原価管理(発注先の開拓と発注、管理も含む)
人の採用と育成(現場即戦力となるキャリアやパートさんは現場で採用させたいはず)
人事評価(部下への自己啓発推進や報償・懲罰も含む)
機器メンテナンス
定期的な報告
タイムリーな連絡と相談
他部署との連携
現場で必要になる委員会やプロジェクト管理
信用維持(ミスクレーム防止含む)
まだまだあるでしょうが、主たることはこのようなことでしょう。
こうやって見ると随分と多岐に渡ります。
上記には
資金繰り、新卒採用、広報活動、新事業開発、人脈構築
が含まれないだけで、会社経営者と同じ様なことを自分の現場や部門で行っています。
ということは現場管理者と呼ばずに現場経営者と呼ぶ方が本質に近づきます。
ところが、経営者並のことを要求していながら、決定権を与えていない経営者は多いです。
何故、決定権を与えられないのか?
判断力や行動力に信頼を置けないからでしょう。
※これについては以前のメルマガをご参照ください。
いつまでも信頼できないとお互いに大きな損失です。
そこで
経営者は現場経営者を信頼する努力をする
現場経営者は信頼されるために自分の信用力を高める
この二つをするしかないのです。
特に現場経営者は自分一人では、経営者からの任されるだけの信頼を得れなくても
自分を支えてくれる仲間と一緒に信頼を勝ち取れば良いのです。
経営者は孤独ですが、現場経営者はそうではありません。
任されないと嘆く前に任される状態を作る努力を重ねましょう。
現場経営者がそのような努力を重ねたならば、経営者は思いきって任せるべきです。
それが社員を信じるということです。
心のスイッチはそこから入ります。
そうすると潜在能力が開花し始めます。
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