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【第882号】  強みの引きだし方

【第882号】  強みの引きだし方

 

全てを兼ね備えている完璧な人もいらっしゃるかも知れませんが、

多くの人が強みと弱みを併せ持っています。

Aに対して強い人はBには弱い

Bに対して強い人はAには弱い

まるでゲームのキャラ設定のように采配されています。

神様がお互い助け合いなさいと決めて生まれてきているとしか思えません。

この強みと弱みについて、今回は掘り下げます。

その前に得手不得手(得意と苦手)について触れます。

得手不得手は自分で認識できます。、

私はスマホは苦手ですが、windows95が発売された翌年にはパソコンを自作しました。

プログラミングは全くできませんが、システム開発会社の社長をしています。

開発アイデアは多数出てきます。

このように、自分で認識できてるのが得手不得手です。

では、強みと弱みはどうなのでしょうか?

自分ではあまり認識できておらず、人から「足利さんの強みはここだ」と言われて

「やっぱりそうなんだ~」と思い、安心することもあれば

「えっ?そうなん!」と自分では自覚してなかったことを言われて、

ドキッとしながらも、自分が知らない自分に出会ったようで嬉しくなります。

一番嬉しいことは

「足利さんはここが強いから、安心して任せられるわ~」

と言われて任されたときですね。

こういう仕事は、大概、評価も高く、自己満足度も高いものです。

得手不得手は、生まれてからの自分の経験(例えば成功や失敗など)で

いつの間にか意識するようになると思いますが、

強みと弱みは持って生まれた資質に根ざすと思います。

几帳面 vs 細かいことを気にする

揺るがない vs 頑固

ポジティブ vs 能天気

控えめ vs 引っ込み思案

挑戦 vs 諦めが悪い

慎重 vs 腰が重い

左が強み、右が弱みとして対比できる資質です。

どちらに寄っているかは、先天的に決まっています。

しかしながら、その後の自分の内面の変化や経験によって

弱みゾーンから強みゾーンへ、またその逆もいつの間にか生じます。

このゾーンの移動を意識的に行えば、弱みを磨いて強みにすることができます。

上記で述べた、強みと弱みの対比を苦手と得意で比べてみます。

几帳面 vs 大ざっぱ

揺るがない vs ぶれる

ポジティブ vs ネガティブ

控えめ vs しゃしゃり出る

如何ですか?

苦手を得意にするのは真逆となるので、かなり難しいと思いませんか?

いくら仕事だから「やってくれ!」と言われても

苦手分野な仕事に誠心誠意携わっても

良い結果になりにくいことが理解戴けると思います。

重要なことは、強みは潜在化していることが多く、

本人も周囲にもわかりにくいことです。

逆に、弱みは無意識に出でくるので、本人も周囲もわかりやすいです。

ということは、顕在化している弱みを

周囲(特に上司)が意識的に「発揮させる」機会を作ることで

強みに変えることができるのです。

細かい事を気にする人にチェック係を任命する。

頑固な人に、理念浸透のリーダーを依頼する。

能天気な人に、新しい企画に挑戦させる。

得意と苦手ではできません。

大ざっぱな人にチェック係を任命する。

ネガティブな人に新しい企画に挑戦させる。

やる前から答えが出ますよね。

適材適所こそ、人は強みを発揮できます。

人の弱みを強みに変える機会を作ることが

人の育成において重要なマネジメントです。

 

 

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