【第899号】 死に臨む言葉
致知出版の「四書五経 一日一言」8月16日のテーマは「死に臨む言葉」でした。
今の日本人が忘れている日本精神を感じます。
編者である渡辺昇一氏のお言葉をご紹介します。
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鳥の将(まさ)に死なんとするときは、其の鳴くや哀し。
人の将に死なんとするときは、其の言うや善し。
(論語・泰伯第八)
鳥が死ぬときの鳴き声は悲しい。人が死ぬときの言葉は立派なものである。
最近、東京裁判の記録、特に東條大将の宣誓口述書や
百人斬りで死刑になった若い少尉達の記録を読んだ。
「死なんとするや、其の言うや善し」の通りであった。
東條さんは敗戦の責任は自分にあるから、いかなる責めも喜んで負いたいと言い、
反面、国際法に反したとか人道に反したというのは絶対に認めませんと言って、
死ぬまで揺るがなかった。
また、新聞記者の捏造記事によって戦後、
南京の裁判にかかった若い二人の少尉がいる。
この二人は復員していたにもかかわらず、呼び出しがかかると潔く出廷した。
最初から見せしめの意味で死刑にすることが決まっていたが、臆すことなく
「自分たちは無罪だけれども、日中両国の平和のためになるなら喜んで死のう」
という趣旨の文章を堂々と書き残している。
こういう人たちがいたことを多くの日本人に知ってもらいたいと思うのである。
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如何でしょうか?
死に臨むときにこのような潔く自分を保てるでしょうか?
ことを起こすときの覚悟があったからこそ、いささかのブレもないと思います。
AとBとどちらが良いだろか?
調査した上で決定しよう。
このような思考でコトを決めがちです。
「絶対にこっちが良い」
と確信を持たないから、その遂行にも精神の弱さが出るように思います。
確固たるもの
これを持って、行動を決定します。
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