【第913号】 脳のストレスを解消する
過去に自分が起こした不始末や迷惑をかけたことなどを思い出して
落ち込むことがよくありますよね?
忘れたいのに忘れられない・・・
同じ過ちを繰り返さないための神様の配慮だと思っていました。
しかしながら、慈愛心いっぱいの神様がそんなことをするだろうか?
と思い、脳について調べ、脳科学者の茂木健一郎氏の解説に出会いました。
目からウロコのようなことでしたので概要を紹介します。
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イライラしたり、集中できないことに気づいたら、
自分がストレス過多になっていることを客観的に確認して下さい。
確認できたらストレス解消します。
近年注目されているのはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)です。
DMNは何も考えずにぼーっとしているときに働きます。
この状態のときの脳は、
何らかの課題に取り組んでいるときの20倍も活発に動いています。
このときに記憶の断片をつなぎ合わせるなどの脳内整理をしていると考えられます。
しかし、DMNの状態で「無意識的」に過去の嫌な出来事を思い出して後悔したりすると、
ネガティブな神経回路が強化されてストレスになります。
DMNをプラスに活用するには、「意識的」に自分の心を見つめることが大事になります。
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バス釣りに行って、釣れないときに
無意識に過去の公私に渡る失敗を考える自分がいます。
顧問先へ車で訪問するときに
孔子や渋沢栄一翁からの学びを活かせていない自分を反省しています。
これがネガティブな神経回路を強化してストレスになっているのですね。
釣りに行ったときは、釣りに集中する。釣れることをイメージする。
車で移動するときは、ラジオや音楽だと聞き流して余分なことを考えるので、
e-ラーニング(スピードラーニング)など集中すべきことをする。
(※もちろん運転に集中しながらです)
こういうように無意識になりがちなときに意識的に何かをすることで
ストレスを解消できることを知りました。
これらは、意識的に心と向き合うという
本来のDMNとしては正しくないかもしれません。
正しいDMNのためには、座禅が良いと思います。
先日、釣りに行った際に、
琵琶湖を吹く風が湖岸の背の高い立木を揺らしていました。
立木の高さが様々なために風を受けて幹のしなり方が違います。
それによって立木がしなる「ビュー」という音に高低があることに気づきました。
聞き入ると音楽を奏でているように聞こえたのです。
それを聞いているしばらくの間は、DMNがストレス解消に繋がったと感じました。
反省は必要ですが、過度の反省は逆効果です。
何も考えないぼーっとした時間はほんとうに余分なことを考えない
ぼーっとした時間として大切にしたいですね。
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