【第939号】 戦国武将の驚きの働き方改革~武田信玄~
日本で一番最初に「フレックス制度」と「タイムカード」を導入した企業は
どこかご存知ですか?
企業というか組織体ですが、武田家です。
戦国武将の中で武田信玄はいかつい入道扱いされ、
皆様も恐ろしい印象をお持ちでは?と思います。
実は人に対する心配りに長けた武将と言えます。
童門冬二氏の「戦国名将一日一言」に数々の武将の言葉が紹介されており、
勉強になるな!と思い、抜き書きしたものは
武田信玄もしくは武田家のものが多く、自分でもビックリしています。
今日と明日はその武田信玄の人心管理について要約して紹介します。
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用事のある者は、朝、夕の勤務時間を自分で調整せよ
どんな人間も用事がある。私用を含めても良い。全員が揃う必要はない。
皆で相談して仕事に滞りがないようにする。
いつ出てくるかはそれぞれの良心に基づいて必ず記録する。
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正に、フレックス制度とタイムカードですよね。
滅私奉公(※)が基本の時代に他家をベンチマークしたわけでもなく
このような発想をすることが素晴らしいと思います。
※自分のことなど少しも考えることなく、公のために身をささげて働くこと
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我、人を使うにあらず、その業を使うなり
人格などは問題にしない。その人間が身につけている技術を活用する。
自分は人間を使うのではない、その人間の技術を使うのだ。
といっても、いい面だけを見出すように努力している。
欠点があっても、それは悪い面であって、黙殺するという考えを貫いている
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今のマネジメントでもこの言葉は重要です。
戦国武将には多くの家で家訓があります。
武田信玄のライバルである上杉家は「心のありかた」を説くことが多く、
武田方の領民に塩を送った有名な話があります。
反して、武田家では「武士の掟」のような内容が多く、「敵の悪口は慎め」
といった言葉が遺されています。
敵ですら悪口を慎むのですから、同じ家中の悪口は言わない、
という考えが基本にあることがよく理解できます。
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