【第952号】 数え百歳生涯現役を生きる~千玄室~
致知2022年4月号に千玄室さんの記事が「数え百歳生涯現役を生きる」として
取り上げられ、その中に幾つかの重要な言葉がありましたので、
ご紹介いたします。
千玄室さんは裏千家第15代家元です。
*******************************************************************
数え百歳生涯現役を生きる 千玄室
■いのちとは
い:生きる、の:望み、ち:血
血とは、親から受け継いだ血であり、
先祖代々連綿と繋がっていることへの感謝を忘れない
命の尊さはそこにある
■「の」
先生の生徒、生徒の先生、親の子、子の親
このように「の」は絆・関係性の表現。
「の」は人間関係、和をあらわす。
しかしながら、戦後は 先生と生徒、親と子 と並列の関係になった。
■断捨離とは
いろんな立派な教えを受けてもそれを忠実に生きられない。
例えば、嘘をついたことが無い人は一人もいない。
そんな嘘つきで自分のことを先ず考え、
「わがままな自分をすてる」ことが「断捨離」
■地に足がついていない
中国の有名な詩人白居易は一つの州を収める大役を与えられた際に悩み、
高僧に相談した。そのとき、和尚は木の上で座禅を組んでいた。
「そんなところで座禅を組んで、落ちたらどうするのですか?」
「おまえこそ地についとらん」と怒鳴られた。
覚悟を決めていないことを叱られた。
自分が何者なのかを認証しているか?
人のことをとやかく言う前に自分が自分自身のことをわかっているのか?
自分の改める点を認識し、手を打っているのか?
■硯(すずり)
磨いても磨いても減らない それは墨より硯が固いから。
硯より固い鉄のようなもので磨くと硯が減っていく。
磨かれるには鉄の意志が必要。
*******************************************************************
如何でしたか?
いのちの「血」は血筋として、
先祖代々連綿と繋がっていることを誰もが知っています。
ところがそれへの感謝は忘れがちです。
自分の両親、そして祖父母への感謝がまずは最初です。
その後、墓参りなどで先祖へ感謝すべきですね。
「の」についてこのように言われると「の」こそ大切と思いました。
私「の」経験、私「の」学び、私「の」人間関係など
「の」を強く意識します。
断捨離とは自分の中の不要な考え方や無様な生き方を捨てる・・・。
強く響きました。そこからですよね!
誰もが地面を歩いています。
中を飛んでいる人はいません。
しかしながら、地にしっかりと足を付けて、
一歩一歩を大切に歩く人は少ないでしょう。
踏み出す一歩を大切にします。
私が磨かれないのは、柔らかく楽なもので磨いているからです。
ゴリゴリ音を立てるような、固く厳しいもので磨きます。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。