【第968号】 自分の感性だけでは説得できない!客観的に具体的に話すコツ
会議での報告、研修での所感報告等で、様々な発表を聞いてきました。
大別すると「伝わってくる」と「伝わってこない」に分かれます。
更に
「熱意は伝わってきたが内容はわからない」
「内容はよくわかったが熱量はあまりない」
にも分かれます。
今回は「伝わってこない」ことに絞ってお伝えします。
何故、伝わらないのか?
理由は一つです。
自分の主観や思いが強いとそこを強調しがちなので、熱量は感じます。
しかしながら、いくらそこを強調しても
客観的なこと、具体的なことが述べられていないと、
「それで何が言いたいの?」となります。
自分の感性は、自分にしかわからないものです。
それでは他人は説得することはできません。
他人を説得するには客観的に具体的に述べないとなりません。
会議において、
「今月未達だったので、しっかり反省して、
来月は今月より頑張って、たくさん訪問します。」
なんて発言を聞くと、こりゃ来月も駄目だな・・・と思います。
「しっかり」「頑張る」「たくさん」
これを客観的に具体的に数字を使って述べる、
そうすると聞いている側も行動の結果をイメージできますし、
達成できるのでは?と伝わってきます。
発表、報告、スピーチ
これらはいずれも相手がいて、その人に聞かせる=伝える=理解する=共感させる
ために行います。
そうならない発言には価値がありません。
頭の良い人(偏差値が高いという意味ではなく、賢者、クレバーという意味)の発言は
相手の理解が中心となっています。
学校の先生でも人気があったのは、生徒が理解できる授業をしていた人だった筈です。
人前で発言する機会を意図的に多く作っている企業は、徐々に頭が良い人が増えてきます。
やはり訓練は裏切りません。
追記
何を言っているのかわからない人の発言を黙って聞くのは辞めた方が良いです。
お互いのためになりません。
本人は伝わっていると思っているので自分にダメ出しできません。
同僚への愛があるのなら、
「もう少し客観的に具体的にしゃべってください」
と口を挟むようにしましょう。
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