【第971号】 目標未達の部下が有給を申請したらどうする?上司として考えるべきこと
目標未達の部下がいたとします。
その部下が有給を申請したときに上司であるあなたはどんな心情にになりますか?
「目標未達なのに有休申請をするのは抵抗があったと思う。
そんな気持ちにさせて申し訳ない」
と思いますか?
それとも
「目標未達で有給取るの?」
と嫌味の一つでも言いたくなりますか?
部下が目標が未達の場合、その責任は本人が取るべき、
だから有給取っている暇があれば、目標達成に動くべき!
と考える人も多いと思いますし、私自身もそのように思った時期がありました。
今は違います。
部下の目標未達の責任は上司にあります。
上司の仕事は部下一人ひとりに目標達成のためのプロセス(シナリオ)を設計することにあります。
何をいつまでにどのようにすればいいか、を具体的に示すことができるのが上司です。
それを部下に考えさせて、未達を責めることは天に唾をするようなものです。
またそれを考えることができない上司であれば、これは更にその上の上司の配置ミスです。
曖昧な指示を出して、曖昧に行動させて、結果だけを評価することがあってはなりません。
目標を与えたら、部下一人ひとりのPDCAを回すのは上司の仕事です。
部下が仕事でミスをして、取引様や社会に迷惑をかけたとします。
その迷惑の大きさによって、頭を下げる人は変わってきますが、
部下だけが出てきて頭を下げていませんよね!
責任を取るのは上司です。
部下が目標未達で有休申請をしたことを憤る前に
目標未達にしている自分自身に憤るべきだし、責任を取るべきです。
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