【第986号】 マイナス思考から抜け出すための4つの方法
私の周囲にもマイナス思考の方がいらっしゃいます。
チームが「よ~し、やったるで~」の中で一人、表情が暗い、ノリが悪い人です。
どうして、マイナス思考になるのでしょう?
ポジティブシンキングの私からみると不思議なのですが、
マイナス思考はトラウマから起きることが多いようです。
トラウマは、外部から受けた大きなショックや恐怖から生じる心の傷で、
その時のことを鮮明に思い出すフラッシュバックや
身体に変調をきたす心的外傷ストレス障害(PTSD)として顕れます。
これを克服しようとして意識すればするほど、
そこに意識が集中するので、逆効果になることも多い、非常に厄介な心の病です。
通院しなくてはならないほどの症状が重い人は回りの理解も得やすいですが、
自分で何とかしようと努力をしている人は周囲も気づきにくく、
トラウマに関連する言葉や態度を繰り返し与えてしまうことがあります。
日常の人間関係の中で、知らず知らずの内に、
傷口に塩を塗るようなことになっているので注意したいものです。
トラウマはなかなか直しにくいですが、マイナス思考は自分次第で何とかなります。
マイナス思考という思考のクセをどうすれば変えることができるか?
脳科学者の茂木健一郎氏は次の4つを推奨されていますので、
私の解説を加えて紹介します。
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1.気持ちを切り替える
マイナス思考になった瞬間に、目の前の他のことに集中する。
Aという仕事をやっていてマイナス思考になったら、Bという仕事に切り替える。
お酒の場、会合などでトラウマに繋がる話になったら、
席を立ち、電話で家族や友人と違う話をするなど効果的と思います。
2.自分の呼吸を意識する
呼吸は無意識に行います。
それをゆっくりと吸い、ゆっくりと吐き、自分の呼吸音を聞くように意識します。
深呼吸しながら別のことを考えるのは結構難しいですから、これも効果的でしょう。
3.好きなコトやモノについて考える
好きな人、好きなモノ、趣味、ペットや動物などなんでも良いので、
思わず笑顔になるようなものについて考えましょう。
youtubeに動物関係の癒し動画がたくさんあります。
それを見て、笑いがこぼれたらマイナス思考はどこかに飛んでいるはずです。
4.身体を動かす
脳の司令塔である前頭前野がマイナス思考やプラス思考を司ります。
ここを鍛えることが重要です。
鍛えるとは刺激を与えることです。
いつもの作業をいつもの手順で無意識にやることを辞め、
いつもの作業であっても5分短縮する、違う方法でやるなどで刺激を与えます。
最近では、字を忘れるとすぐに検索をしますが、それをしないで思い出そうとする。
計算も電卓ではなく、手計算で行うなど、意識的に行うことで鍛えられます。
日常的に運動をしていない人は、運動をすることです。
日常にない、刺激が脳に加わりますし、脳から四肢に指令が出ます。
脳だけでなく、心肺や筋肉も鍛えられるので、心以外にもメリット大です。
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