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挨拶、礼節をないがしろにする企業はありません。仮にあったとしても、企業としての命は短命でしょう。
学生から社会に出て、一番最初に受ける研修は「挨拶」「礼節」「身だしなみ」だと思います。
何故、それらが必要なのか?
礼儀・礼節は、相手を敬っていることの「見える化」だと思います。お互いにきちんと挨拶をすることで、お互いが相手を尊重していることが解ります。気持ちの良い瞬間です。
逆に、挨拶を怠る=相手を軽んじていること、になります。当然、相手は不快となり、良い関係にはなりません。
人間関係やその人の考え方が見える形が「挨拶」「礼節」「身だしなみ」でしょう。
だから、企業はこれらを大切にします。
ところが、企業の運命を決める話し合いの場である会議において、挨拶、礼節が守られない場面を時々見かけます。
遅刻、欠席の連絡が無い。
遅刻、欠席が平気で許される。
会議開始時に「起立」「礼」「よろしくお願いします」で始まらない。
起立時に椅子を机に入れない。
礼がきんとした「分離礼」になっていない。
※分離例とは先に挨拶を言い、そのあとでお辞儀する礼の仕方を言います。
※挨拶時に経営理念やゴールドスタンダードの唱和をする会社が最近は増えてきました。
冒頭に今回の会議の目的と会議主催者の思いを語っていない。
休憩時でも無いのに、断りもなく電話やトイレに立つ。
人の発言中に隣とひそひそ話をする。
人の意見に首を傾げたり、舌打ちをする。
手を挙げて発言をしない。
人を罵倒するような言葉を投げつけたり、態度を取る。
休憩時に入る前に「起立」「礼」「ありがとうございました」の節目が無い。
休憩からの復帰に「起立」「礼」「よろしくお願いします」の挨拶が無い。
会議終了時間が守られない。
などなど
このような会議には威厳がありません。威厳のない会議での決議は軽んじられます。
威厳ある会議にすれば、決議にも重みが生まれ、自然に実行に向けて、気が引き締まるものです。
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