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【第1,009号】 武田家四天王の一人内藤昌豊が嫌った“あすなろう”という人間

【第1,009号】 武田家四天王の一人内藤昌豊が嫌った“あすなろう”という人間

 

童門冬二氏の「戦国名将一日一言」に数々の武将の言葉が紹介されており、

勉強になりますが、武田信玄もしくは武田家のものが多いです。

やはり武田信玄の考え方や家訓が素晴らしいのでしょうね。

今回は、武田家四天王の一人 内藤昌豊の言葉です。

四天王ですから、会社で言えば経営陣ですね。

御社の経営陣からこのような言葉が出てきますでしょうか?

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あすなろうとは口先だけの男だ

内藤昌豊は

「人間が気を使うということは、自分よりすぐれた人間の真似をすることだ。

そういう積極性を持つことだ」

と言った。

「あすなろうとは口先だけの男だ」というこの言葉もそれに似た意味を持っている。

武田家に、いつも臆病でなんの手柄も立てず口だけは達者で、

「あしたは必ず俺は手柄を立てる。今日はちょっとうまくいかなかった」

と言い訳ばかりしている者がいた。

昌豊は

「林の中に名のない木が一本あった。

杉や檜が、おまえはなんという木だ?ときいた。

その木は、俺はあすなろうという木だ、と答えた。

おまえもこのあすなろうと同じだ」

と笑った。

つまり、

「今日は駄目だが、明日は成功する」

などということでは、武田家の役に立たないということだ。

内藤昌豊はこういうように口先だけの人間を嫌った。

そのため武田家では、口だけ達者でなにもしない人間を皆で、

“あすなろう”

と呼ぶようになった。

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御社には“あすなろう”はいらっしゃいませんか?

それよりも

「今日も駄目だし、明日も駄目だ」

と“あすなろう”以前の人もいらっしゃいませんか?

やろうと思っても、意外と手こずってできなかった

ということはよくあります。

しかしながら、この場合、手こずるということは着手していることで良しとすべきです。

ところが、今日やろうと思ったことを明日に繰越し、明日は明日で週末までにと繰越し、

やがて月末となったら、忘れるもしくは忘れたことにしていませんか?

“あすなろう”と“あすやろう”を社内から追い出すこと。

これが、経営幹部のすべき仕事だと思います。

 

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