【第1,063号】 他はこれ我にあらず
「他はこれ我にあらず」
私の好きな言葉です。
永平寺の創建者 道元禅師が中国のお寺で修業をしているときのことです。
老禅師が食事を作っているのを見て、道元禅師が
「何故若い修行僧にさせないのですか?」
と聞いたところ、老禅師は
「他はこれ我にあらず」
と答えました。
この意味は、
他人は自分ではない
他人に作らせると自分の修行にならない
ということです。
年長になり、後輩ができるとついつい辛いこと面倒臭いことは
後輩にやらせたくなります。
それでは修行にならないという戒めです。
「他はこれ我にあらず」
これを自分に近いところに置くようにしています。
例えば、このところ連続で触れている「悪口」についても考えさせられます。
悪口は人に向けて言います。
悪口を言っても自分の修行にはなりません。
言うのであれば、自分の悪口を言うべきです。
ありがとうも同様です。
ありがとうは人に向けて言います。
自分に言うことはほどんどありません。
これも「他はこれ我にあらず」の考え方にはめると
頑張った自分にありがとうを言うべきです。
他人の人生のために生きていません。
自分のために生きています。
人生の中の苦労=修行は全部自分のためです。
そう考えると「苦労こそ自分を鍛えてくれる」となります。
「他はこれ我にあらず」
素晴らしい考え方と思います。
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