【第1,147号】 相変わらず耳にする叱らないと育たない説
先日電車で、時々目にする社章を付けた年配の管理職(おそらく役員)と
後輩管理職(おそらく人事担当)が
「若い奴らは学生時代に甘やかされてるから、
社会の厳しさをわからさないとならない。厳しく締め上げてくれ」
といった会話をされていました。
話の前後から、入社前研修のことだと思いますし、
厳しく締め上げるは、叱り方への助言のようでした。
聞いていて、
「○ッグ・○ーターで学習してないのか?」
と思わず思いましたが、未だに昭和の育て方が正しいと信じているようです。
昭和の育て方には次の様な先入観があったと思います。
「やさしく言ったら、すぐに忘れる」
「厳しく言わないと、ことの重要性に気づかない」
「褒めたら、調子に乗る」
「人は叱らないと成長しない」
この先入観には見逃せない背景があります。
それは、人の善良や誠実な部分を認めていない
「人は信用できない(=性悪説)」ことと
自分は正しくて、人は間違っている
という極めて独善的な思考です。
自分達が採用した新入社員や自分の部下を信用していないから、
このような思考になります。
耳元で言ってあげたいです。
「誰が採用して育てたんや!」と。
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