【第1,148号】 反対されると不快になる理由
【第57号 反対意見は神の声】
この号で、反対意見がでたときに、反発するのではなく、
「そういう考え方もあったか~。なるほど。ありがとう」
と思って、ネガティブ意見を「否定」や「拒絶」と受け取らず、
「もっともっとアイデアの精度を高めなさい。さらに考えなさい」
という「神様の声」と思えば良い、とお伝えしました。
しかしながら、解っていても反対されるとちょっと不快な気分になるのも事実です。
どうして、そう思うのでしょうか?
「フォールス・コンセンサス効果」
が要因のようです。
「フォールス・コンセンサス効果」って初耳ですよね?
wikipediaに書かれていることを要約します。
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偽の合意効果(ぎのごういこうか)とも言います。
人は自分の考え方を他の人に投影する傾向にあります。
つまり、人は他の人々も自分と同じように考えていると見なしたがる。
この推定された相関には統計的確証はないが、
存在しない合意があるかのように感じさせる。
人々は自分の意見・信念・好みが実際よりも一般大衆と同じだと思い込む傾向がある。
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「なるほど~」と思いませんか?
自分は正しいと思っているのに、周囲が反対する・・・
「なんで解ってくれないの?悲しい・・・」となります。
自分が思考の主体ですから、必ずそうなりますよね。
相手も同様です。
相手も自分が主体ですから、示された意見が自分の意に沿わない場合、
自分の意見が正しいと思うので、反対します。
「この人解ってないな~、なんで・・・」
となります。
ひもといてみると、誰もが経験する「自愛」からの「不快感」です。
それを「対立」と捉えるから、腹を立てたり、
口論になったりするのです。
「フォールス・コンセンサス効果」を知ると口論が「あほくさ~」となります。
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