【第1,185号】 「叱責」の影~正直さを失い、挑戦を恐れる職場~
本号は前号、前々号とは逆の叱責によるマイナスについてです。
叱るって本当に難しいですね。
皆さんは幼い頃に酷い成績の答案用紙や失敗したこと、モノを壊したことなどを
正直に親に伝えていましたか?
正直に包み隠さず伝えていた人もいらっしゃれば、
隠したことがある人もいらっしゃるでしょうね。
私は隠していました(^^;
正直であるべきと教えられながら、正直だと叱られる、
ときには小遣いを減らされるなどのペナルティがあったからだと思います。
保身のための隠蔽を幼い頃から身につけていたと思います。
ホームセンター時代においても自分の仕入ミスで在庫過多になったときに
返品ができず、正規売価で売っていたらいつまでも在庫が減らないときに
上長の許可を得ずに売価を下げて、こそっと叩き売っていました。
広告業でも同様です。
部下がミスを起こすと私がこっぴどく叱られるし、
時には部下の減給にもなりましたので、隠せるものは隠していました。
この行為は私の支店だけでなく、どこの拠点の長も同様にしていました。
保身のための隠蔽は大人になっても続けていたということになります。
何故、このような行為に走るのでしょう?
「失敗やミスをすると叱られる」
これに尽きます。
では、失敗やミスは恥ずかしい行為なのでしょうか?
それを隠す方が余程恥ずかしい行為と思います。
格好悪いし、醜いと思います。
私の親は私が叱られないように隠していたことを知っていたと思います。
仕事において上司も知っていたと思います。
何故なら、多くの人が自分自身が経験しているからです。
であれば「そんなことをささないようにする」ことが本来の姿だと思います。
失敗やミスはしない方が良いし、したくもありません。
でも人間だから失敗します。
そのときに隠蔽に繋がる様な責める行為をせずに、
報告した正直さを重視したら、誰も隠したりしないでしょう。
逆に、失敗を恐れなくなり、挑戦心が芽ばえるのでは?と思います。
「新しいことへ挑戦しなさい」
と言いながらも挑戦しない人が多い職場は「叱責が多い」かも知れません。
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