【第1,204号】 たとえ虫一匹でも、病気になれば家に戻ります~北山内助~
本日は童門冬二氏の「戦国名将一日一言」にあった北山内助の言葉を紹介します。
「戦国名将一日一言」は様々な武将の言葉がありますが、
私が好きな言葉ベスト5に入る「気持ちの良い名言」だと思います。
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たとえ虫一匹でも、病気になれば家に戻ります~北山内助~
島津義弘は猛将の名が高く、関ヶ原の合戦の時は、反徳川軍として活躍し、
中央突破して薩摩に戻った。
さすがの家康も島津家を罰せず、いままでの領地をそのまま保証した。
ある時、義弘の家臣、北山内助が、
「馬が病気なので家に帰ります」
と言った。義弘は笑った。
「たかが馬ぐらいで、早退きするとはなにごとだ」
内助は言い返した。
「馬は私の足のかわりです。あなたのために働く時に、欠かすことはできません。
私の家にいる生き物は、たとえ、蜘蛛であろうと蜂であろうと、
あなたのために役立つと思えば、この虫たちが病気になった時も、私は早退きします」
これには義弘も言い負かされて、
「なるほど、そういう心がけであったか」
と手を叩いて笑ったという。
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家族が病気になったので、
「心配だから早退します」
「戻って家の手伝いをしないとならないので早退します」
これが理由であれば、経営者も上司も
「早く帰ってあげなさい」
とは言いにくいですが(ワタシダケ?)
「いつも私が元気で気持ちよく働くために支えてくれる家族を
今日は支えたいので早退します」
と言われると
「そりゃそうだ、後のことは良いから早く帰りなさい」
と言いたくなります。
自分の様々な言動には最初に「心がけ」があるようにしたいですね。
追記
常々社長が
「自分を産んでくれた両親を大切にしなさい」
と言われる会社がありました。
繁忙期のある日、両親ともに風邪をひいたので、社長に
「両親の世話をしたいので早退させてください」
と伝えたところ、
「自分のすべきことを先にしてから帰りなさい」
と言われました。
数日後、彼は辞表を出しました。
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