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【第1,215号】 オンリー1か、ナンバー1か?

【第1,215号】 オンリー1か、ナンバー1か?

 

槇原敬之氏は「世界に一つだけの花」の中で

「ナンバー1にならなくてもいい。もともと特別なオンリー1」

と唱っています。

この

「オンリー1か、ナンバー1か?」

についてコンサルタント仲間や経営者と論議をすることがあります。

中小企業経営者や中小企業出身のコンサルタントは

「オンリー1であることが大切」

という意見が多い様に感じます。

ベンチャーからスタートし、自分の才覚で大きく飛躍させた経営者や

上場企業出身のコンサルタントは

「ナンバー1であるべき」

という意見が多い様です。

正解はどっちなのでしょう?

私は、「両方大切」という「なんじゃそりゃ!」と言われそうな答えになります。

独立開業するベンチャー経営者には、

「最初はニッチのオンリー1を目指すと良いが、

オンリー1で良いと満足するといずれ衰退する」

と伝えます。

「オンリー1か、ナンバー1か?」

私は両方大切と述べましたが、

どちらか選べと言われると「ナンバー1であるべき」を選択します。

私はゾウリムシから学びました。

ゾウリムシが自然界における「競争排除則」を明確にしたのです。

ソ連の生態学者であるゲオルギー・ガウゼが

ゾウリムシとヒメゾウリムシを一つの水槽で一緒に飼う実験をした結果、

同じような生態で生きる複数の種は必ず競争によって

一方が排除されるという「ガウゼの法則」を発見しました。

最初のうちは、ゾウリムシもヒメゾウリムシも共存しながら増えていたのですが、

やがてゾウリムシは減少し始め、ついにはいなくなり、

ヒメゾウリムシだけが生き残りました。

この二種類のゾウリムシは、エサや生存場所を奪い合い、

どちらかが滅ぶまで争ったのです。

このように

「ナンバー1しか生き残れない」

これが自然界の厳しい鉄則なのです。

開業時にニッチでオンリー1になっても、

ナンバー1になっていなかったら競業が参入すると淘汰される可能性がある、

とはこのことを言います。

では、ベンチャーがナンバー1になるにはどうすれば良いのでしょうか?

その答えは明日違うゾウリムシが教えてくれます。

お楽しみに~

 

 

 

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