【第1,290号】 空気を読むよりも大切なこと~数字で語るコミュニケーションの重要性~
会議中に「空気を読む」人がいます。
意見を言いたくても相手の感情や場の空気を乱すことを気にして言えないことがあります。
実際、私もコンサルタントとして現場の会議に参加した際に、
以下の様なことをハッキリと口にされたことがあります。
「現場の苦労も知らずに言うな!」
「素人が口出しをするな!」
「じゃあ自分がやってみろ!」
人は感情の生き物ですから、他人からのダメ出しは、
それが正しくても反発するものです。
それが解っているから、言いたくても言えない気持ちは良く解ります。
しかし、私は仕事ですから、言葉は選びながらも遠慮せずに言います。
ところが、身内(=同じ職場で働く仲間)でありながら、間違いを正せない人がいます。
一見、相手の感情や場の空気を乱すことを気にしているように思いがちですが、
実はそこには「保身」もあると思います。
また、私たちは幼い頃から、「周囲と仲良くしなさい」と言われて育ってきました。
そこには「我慢しなさい」も含まれていたと思います。
また「相手を傷つけないことが、自分も傷つかない秘訣」のようなことも教わりました。
長じて、社会に出て、組織で仕事をするときには
「人の心や言葉の裏側を読み取って相手を理解し、動き、動かす」
ことが大事とも言われてきました。
これは大事ではありますが、
正しく理解しているか、正しく伝わっているかが「不明瞭」です。
正しく理解し、伝えるには「数字」が「明瞭」です。
ところが、会議では「感想」は言えても「数字で指摘」ができない人が多いです。
経済や経営に関する数字が苦手なこともあるでしょうが、
幼い頃からの対人関係の教育もそこにはあると思います。
「ここをこういう風にすれば数字がこのように変わるのでは?」
と数字を使って、発言すれば相手も
「現場の苦労も知らずに言うな!」
「素人が口出しをするな!」
と言うこともないでしょう。
数字を使えば「空気を読む」回数が減ります。
ただし、数字を使える勉強はしないとなりません。
これは会議に参加し、意見を言う際の「礼儀」だと思います。
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