【第1,300号】 サービスする心~松下幸之助~
本日は、PHPから出ている松下幸之助翁の「道をひらく」にある
「サービスする心」をご紹介します。
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サービスする心
与え与えられるのが、この世の理法である。
すなわち、自分の持てるものを他に与えることによって、
それにふさわしいものを他から受けるのである。
これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、
充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもので、
こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。
与えるというのは、わかりやすくいえば、サービスするということである。
自分の持っているもので、世の中の人びとに精いっぱいのサービスをすることである。
頭のいい人は頭で、力のある人は力で、腕のいい人は腕で、優しい人は優しさで、
そして学者は学問で、商人は商売で……。
どんな人にでも、探し出してくれば、
その人だけに与えられている尊い天分というものがある。
その天分で、世の中にサービスをすればよいのである。
サービスのいい社会は、みんなが多く与え合っている社会で、
だからみんなが身も心もゆたかになる。
おたがいに繁栄の社会を生み出すために、自分の持てるもので、
精いっぱいのサービスをしあいたいものである。
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お互いが与え合うのが世の理法と幸之助翁は言われています。
解っているけれど、どうしても「不足を求めてしまいがち」です。
特に部下に対しては、期待をしているので、
そこに届いていないところ(=不足)があれば、気になります。
そんなときに、私は
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その人だけに与えられている尊い天分というものがある。
その天分で、世の中にサービスをすればよいのである。
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という考え方を思い起こし、不足を見るより、その人らしさを見るように戒めます。
そうすると「不満」から「感謝」に自分の中が切り替わります。
その瞬間を自分で見たことはありませんが、
「険しい顔」から「微笑む顔」に変わっていると思います。
いつも「険しい顔」をしている人は不満が多いのでしょう。
いつも「笑顔」な人は感謝が多いのでしょう。
そして、そのような人は「笑顔を周囲にサービス」してくれています。
釣られて微笑んだりすることがあるときにそれを感じます。
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