【第1,304号】 社会人としての「躾け」の行方~感謝」と「気配り」が消えた職場~
最近、社会人としての「躾け」がきちんとされていない
と感じる人が増えている様に思います。
(私自身も怪しいところが多々あるので、人のことは言えません)
一番不足を感じるのは「礼節」です。
礼節を検索すると「礼儀・作法」と出てきますが、
その中でも「気配り」や「慮る(おもんばかる)」といった
「他人への配慮」が気になりますが、特に
配慮とセットにしたい「感謝」が不足していると感じます。
例えば・・・
研修中に目を閉じたままメモも取らない・・・
(これはしょうもない研修をしている私に問題があるのかも知れません)
こういう風にしたらもっと良くなるのでは?
と提案しても、首を振って「やれやれ」といった表情をされる・・・
(これはしょうもない提案をしている私に問題があるのか知れません)
メールタイトルに「★重要★・・・・」と書いたメールに返信がない
(その人にとっては重要ではないのでしょうね)
更に、私の近辺では以下の様なことがありました。
朝の挨拶が元気がなかったので、
「元気に挨拶しようよ」
と言ったら「ハラスメント」と返されたそうです。
また、業務上で生じたトラブルを隠したことを注意したら
引き継ぎもせずにいきなり退職代行会社から退職願が届いたそうです。
「退職するのだから後はしらない」という感情になるのは仕方がないとしても
自分の仕事は一人ではできずに仲間と一緒にやった筈です。
会社に腹が立ったとしても、その仲間への感謝を忘れてはダメなのでは?
と思います。
松下幸之助翁は以下のように言われています。
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仕事はよくできるが、社会人としては欠陥があるというのでは、
やはり今日の時代における産業人としては好ましくない。
もちろん、そうした人間として、社会人としてのしつけとか教育は、
本来、家庭なり学校にまつべきものではあろうが、
しかし現実の問題としては、企業が果たす役割はきわめて大きく、
さらにその役割はますます増大していくと考えられる。
したがって、人を育てる場合には、
職業人としても社会人としても立派な人間を育てることを
強く心しなくてはならないと思うのである。
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今の時代、幸之助翁のようなことを社員に強要すると
幸之助翁も「ハラスメント」と言われるのでしょうか?
人に「礼節」を教えるということは、その人のためを思ってのことです。
それを「ハラスメント」と言われるような社会はどうなんでしょう?
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