【第1,316号】 やる気がでないのはテストステロンが不足しているから
歳を取るといろんなことが億劫になってきて、
新たなことに挑戦するどころか、
今までやってきたことまで「面倒臭～」や「もういいか・・・」と
思うようになってきました。
これは老化による「やる気」や「体力」の低下と思っていたのですが、
それには深い理由があったのです。
それは
「テストステロン」
というものです。
テストステロンは男性ホルモンと言われ、
ほとんどが精巣で作られます。
男性ホルモンですが、女性にも大体1/10～1/20程度あります。
このテストステロンは「筋骨隆々」「体毛」「ヒゲ」「低い声」などの
男性らしさを生成します。
このテストステロンが「男性らしさ」を作るものであれば、
女性にはあまり必要でないかも？と思ってしまいますし、
高齢になってやる気がなくなるのは、
体力と気力の衰えで片付けられるのですが、
実はこのテストステロンが男女ともに重要な役割を果たしているのです。
それは・・・
人の性格や考え方、そしてその人の社会との接し方に
強く影響を与えることが最近の研究でわかってきました。
「積極的」
「リスクを恐れない」
「決断力がある」
「大胆」
といったことは性格と思っていましたが、
実はテストステロンも大きく影響を与えています。
「あの女性は男勝り」という発言を聞いたことがありますが、
それは筋骨隆々や体毛が男のようだ・・・と言っているのではなく、
上記の男性的な性格を言います。
すなわちテストステロンの分泌が多い女性は
男性的な性格も併せ持つことになるのです。
高齢化によって「やる気」が衰えてくるのは、
テストステロンの生成が低下し、それによって筋肉量と筋力が落ち、
基礎代謝が低下するからです。
さらに、肥満、糖尿病、循環器病の発症、動脈効果などにも繋がります。
では、どうすればこの重要なテストステロンを補うことができるのでしょうか？
1．筋トレ
2．睡眠
3．タンパク質の摂取
4．日光浴
5．無理なダイエットをしない
6．ミネラル摂取
などです。
私などはついつい、
運動も釣りも「まぁいいか・・・」と
やる気の無さを理由にサボってしまいますし、
肥満防止のための食事制限をしています。
これでは、ますますやる気がなくなるということです。
明日から頑張ります（ｷｮｳｶﾗｶﾞﾝﾊﾞﾚﾖ！）
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