【第1,319号】 理想の相手像は現実か?~恋愛と採用の共通点~
先日、友人と飲んでいたら隣の女性グループの声がなんとなく耳に入り、
面白そうなことを言われていたので、ちょっと聞き入っていました。
女性達は、髪の毛やや明るめ、化粧やや濃いめ、爪はかなり長目でした。
話している内容は、理想の結構相手についてです。
かなり本気でした。
・お金がある(1000万と具体的に言われていました)
・性格は暴力的でなく、彼女らの言う事を素直に聞いてくれる
・一緒に居て退屈しない、面白い
・イケメン(具体的にタレントと思われる人のことを言われていました)
・体型(マッチョやおデブさんはダメだそうです)
・家柄(親がお金持ちで結婚したらマンションをプレゼントしてくれる)
他にも言われていましたが、あり過ぎて覚えていません。
さて、上記の条件を満たしてくれる人と出会えるのでしょうか?
出会えなければ、夢を見ているだけになります。
それ以上に理想の人と目の前の人を比べて、逆に不幸になるでしょう。
出会えるかどうかは確率で計算できます。
計算が面倒なので、出会える、出会えないの1/2で計算します。
6項目それぞれを出会える可能性を1/2(=50%)とすると
0.5×0.5×0.5×0.5×0.5×0.5=0.016(=1.6%)
となります。
すなわち、63人に1人出会えることになります。
上の会話ではまだまだ条件が出ていたと書いています。
条件が10あったとすると計算は省きますが、1000人に1人となります。
更にプラス10の20の条件を満たすとなると100万人に1人となります。
人間は勝手ですから、時間が経過すると条件の重み付けが変わることがあります。
上記の例ではお金も性格もともに1/2でしたが、実際は
お金 40%、性格 60% だったり、それが数年後に逆転したりします。
お金 10%、性格 90% になるかも知れません。
このように考えると複数の条件づけをしても未来は保証できないので
条件設定自体があまり意味がないかも?とも思います。
ところが、採用の場面では、みなさん結構条件設定を厳しく、かつ項目が多い筈です。
形成する母集団が大きければ、条件設定をせざるをえないでしょうが、
中小零細では母集団自体が小さいのに、そこから条件設定で絞り込みをし、
内定を出して、それが辞退となったり、1年も経たない内に退職したりします。
女子グループの会話を
「そんな条件設定しても出会えるかどうかもわからんし、
結婚できるかどうかもわからん上、離婚する可能性もあるぞ」
と思われた方が多いと思います。
しかしながら、採用場面ではご自身が同じことをしていませんか?
大丈夫でしょうか?
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