【第1,344号】 マネジメントの原点、それは「真摯さ」
顧問先の望年会で参加者全員が「今年の一文字」を発表しました。
私が選んだのは「摯」です。
摯とは、まこと、まじめという意味があります。
真面目にやっていれば、しあわせが丸ごと手に入ります。
摯という字を分解すると、そのような意味を読み取ることができます。
この摯という字は真摯という言葉としてよく使われます。
ドラッカーのマネジメント論にも「真摯であれ」と記されています。
致知出版社から出ている佐藤等さんの
「ドラッカーに学ぶ人間学」から抜粋して引用します。
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マネジメントの礎は「真摯さ」である
真摯さはごまかしがきかない。
部下は真摯さの欠如だけは許さない、
真摯さの無い者はマネージャーに就けてはならない
人事評価は真摯さを評価すること。
リーダーシップが発揮されるのは人格において。
多くの人の模範となり真似られるのも人格において。
真摯さの欠如とは
人の強みみよりも弱みに目を向ける
何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つ
自らの仕事に高い基準を設定しない
部下に脅威を感じる
実践家ではなく評論家
真摯さを持っていれば尊敬される
そもそも自らをマネジメントできない者が、
部下や同僚をマネジメントできるはずがない。
マネジメントとは、模範となることによって行うものである。
必要なのは模範となる覚悟。そこから尊敬心が生まれる。
integurity(真摯さ)とintegration(統合)は同じ語源。
真摯さは全人格的な概念であることを意味する。
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この一文の中にはたくさんの教えがありますが、
私が大切にしているし、皆様も大切にしていただきたいのは
「そもそも自らをマネジメントできない者が、
部下や同僚をマネジメントできるはずがない。
マネジメントとは、模範となることによって行うものである。
必要なのは模範となる覚悟」
この箇所です。
規範となれなかった過去を持つ私にとって、
この教えは贖罪の意味も込めて大切にしています。
皆さまにもぜひ、この教えを大切にしていただきたいと思います。
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