【第1,346号】 伝え方と受け取り方のギャップをなくす~松下幸之助翁からの学び~
コミュニケーションを取った際に、
自分が意図したこととは違う受け取り方をされた経験があるのではないでしょうか?
良い方向に受け取ってもらえたときはまだしも、
悪い方向に受け取られると、トラブルになったり、
人間関係に大きな溝を生じさせたりします。
私も何度も経験しています。
そんなとき、私はひたすら
「伝え方が悪かった、ごめん」
と言葉にし、反省もします。
ですが、時々、
「普通、そう受け取るか?」
と疑問が湧くこともあります。
それでも最終的には「伝え方が悪かった」と反省することにしています。
世の中の多くの人がそうだと思います。
これに対して、松下幸之助翁が良いことを教えてくれました。
以下、PHP文庫「素直な心になるために」から抜粋して引用します。
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素直な心というものは、
ものごとのありのままの姿、本当の姿、実相というものが見える心である。
色の付いたガラス、歪んだガラスではガラスの向こうの実相は見えない。
人は様々なガラス越しに向こうを見ている。
自分なりの知識、学問というガラス。
自分の欲望なり利害損失という色ガラス、一つの主義思想という色ガラス、
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この教えを通じて、伝える側としては、
相手に合わせて伝え方を工夫する必要があると学びました。
同時に、聞き手の立場としても、
自分の価値観や固定観念というフィルターをできるだけ外し、
「この人は何を伝えたいのだろう」
と素通しのレンズで見るかのように耳を傾ける姿勢が大切だと感じました。
自分が伝える立場の場合、
相手に素通しのレンズを期待するのは辞めるべきですが、
しかし、自分の部下や近しい人々には、
松下幸之助翁のこの考え方をしっかり伝えていきたいと思います。
「素直な心になるために」は以下からお求めいただけます。
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=4-569-66162-9
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