【第1,370号】 労使のバランスと夫婦の調和~企業と家庭に共通する関係性の本質~
ホームセンター勤務時も、広告業勤務時もパワハラや過度のサービス残業があり、
「組合があった方が良い」
と思ったことがあります。
広告業勤務時には、採用担当も兼ねていたため、
自分が面接した新卒の将来のことを考えると
「このままでは責任を持てない」
と思うこともありましたし、
若手社員から組合を作りたいとの相談もあり、
「会社の未来を考えると、組合があったほうが良いのでは?」
と社長の考えを探ったことがあります。
そのときの社長の返答は
「組合を作ったら会社が潰れるよ」
でした。
この回答を聞いた際に
「経営者(=社長は自分のことを資本家と言っていました)の立場しか考えてないんだな。
そんな会社なら、潰れたほうが良いよな」
と思い、そのくすぶりが退職に繋がったと思います。
今では、当時の社長の言葉を、経営者の立場でもう少し深く考えられ、
「従業員のためにも会社という器がなくなってはいけない」
ということが分かりますが、当時は表面的な言葉しか受け取れませんでした。
労使は、目指す方向が一致していなければなりません。
一致しないのに長く一緒にやるには無理があります。
夫婦に置き換えて考えるとご理解いただけるでしょう。
夫婦が対立しているとマイナスしか生まれません。
かといって全てを受け入れる必要もありません。
対立ではなく、調和(=協力)が双方にとってプラスとなります。
夫婦関係で、夫の立場が強ければ、、
自分の主張が通って、自分にとっては好ましいですが、
奥さんにとっては不快となります。
夫がさらに独裁的になれば、妻だけでなく、
子ども達も巻き込んで、反発や意欲の喪失を招きます。
労使関係も同じです。
車の両輪をイメージしてください。
片方が大きかったり、力が強いとまっすぐに走りません。
私のコンサル経験から振り返ると、業績が低迷する企業は、
労使関係がよくない会社が多いのは間違いないです。
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