【第1,374号】 楽観的に生きることの大切さ～人生を謳歌するために～
心配性な人、自己肯定感の低い人、マイナス言葉が多い人、怒りっぽい人、
こうした人々を見ていると「もっと楽観的に生きたら？」と思います。
人生は修行のようなものだと思いますが、禅僧の修行とは違います。
私たちの人生の目的は、禅僧のように身体だけでなく精神を極限まで鍛え上げ、
悟りを深め、自己を超越することを目的としていません。
であれば、悲観的に生きずに楽観的に「もっと気楽に生きてみては？」と思います。
楽観的になると、ストレスが軽減されて幸福感が高まりやすくなります。
そして、心身どちらの健康状態も改善します。
日本は長寿の国ですが、長寿の方々は総じて、楽しく生きていらっしゃいます。
胃がキリキリ痛み、全身の筋肉が凝り固まった長寿の方はいらっしゃらないでしょう。
楽観的な生き様は私たちが永く生きる上で不可欠な要素です。
病気や事故による入院、癌や梗塞への不安、貯蓄や年金への不安、
これらは誰もが抱えています。
それ故に、未来に対して悲観的になりがちになることもわからなくはありません。
しかし、人はいずれ死にます。
だからこそ、未来に対して楽観的な気持ちを持たなければ、やる気を失ってしまいます。
一度きりの人生ですから、謳歌した方が良いと思うのです。
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