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【第1,423号】 寿命が測定できるの知っていますか?

【第1,423号】 寿命が測定できるの知っていますか?

 

「あなたの寿命、測れますよ」と言われたら、どう感じますか?

私がこの問いに出会ったのは、『致知 2025年3月号』の記事、

「健康長寿の道は一日にしてならず」を読んだときでした。

女子栄養大学副学長・香川靖雄先生は、次のように語られています。

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健康長寿を考える上でぜひ多くの方に知っていただきたいのが、

寿命の回数券と呼ばれる「テロメア」です。

生まれた時に約1万塩基対あり、細胞分裂を繰り返すことで短くなり、

5,000塩基対を割り込むと寿命が尽きると言われています。

私は70歳の頃、続投すべきか悩み、テロメアを計測しました。

結果は6,500塩基対。あと30年あると判断し、副学長を続ける決意をしました。

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つまり、テロメアとは、私たちの細胞に刻まれた“寿命の残り時間”を示す指標と言えます。

そしてこのテロメアは、生活習慣によって短くなるスピードを抑えることができると考えられています。

では、その測定方法と、テロメアを減らさない生活習慣について紹介していきましょう。

■ テロメアは測定できます!

現在では郵送型の検査キットなどで簡易的にテロメアの長さを測ることができます。

この検査では、「生物学的年齢」が数値で示されます。

「見た目の年齢」ではなく、細胞レベルの年齢が分かるわけです。

費用は2〜3万円程度ですが、私は調べてみる勇気がありません。

寿命を知ってしまったときの自分がどういう思考や行動をするのか?

それには興味がありますが、寿命自体は知りたくありません。

ですので、次に述べる生活習慣の改善に集中することにしました。

■ テロメアを減らさないために守るべき生活習慣

【1.ストレス管理】

慢性的なストレスは、テロメアを急激に削る要因になります。

人間関係・睡眠不足・働きすぎ・・・どれも危険信号です。

対策は、「自分をゆるめる時間をつくること」。

散歩、音楽、趣味など、リラックスできる行動を日常に取り入れることが大切です。

私の親友は還暦を迎えたときに

「これからはストレスになる人間とは付き合わない」

と宣言しました。

その後も「飲みに行こう」と誘われたので、合格だと思いますが、

自分の寿命のために、いらぬ気遣いはしない生き方が大切だと思います。

【2.適度な運動】

テロメアを守るには、体を動かすことも大事です。

激しすぎる運動は逆効果になる場合もあるので、

有酸素運動+軽めの筋トレやストレッチが理想です。

ウォーキング、スクワット、ラジオ体操など、無理なく続けられるものが良いでしょう。

私はこの3つは日課になっていますが、

音楽を聴く、バス釣り、ドライブなど【1と2】をセットにして楽しんでいます。

【3.食生活の見直し】

テロメアの劣化を防ぐには、抗酸化力の高い食材や、体にやさしい脂質の摂取がポイントです。

以下は、おすすめ食材です。

・ブルーベリー(ポリフェノール)

・ミックスナッツ(ビタミンE、オメガ3脂肪酸)

・緑茶(カテキン)

・魚、野菜、発酵食品

私は、いずれも毎日食しています。

逆に避けたい食品は・・・

・加工食品(例:カップラーメン、スナック菓子)

※カップラーメンはダメですが、袋ラーメンは△です。ポイントは「ノンフライ麺」と添付の出汁は半分使って、残り半分は醤油や味噌で自作すると○に近い△になります。

・トランス脂肪酸を含む食品(例:マーガリン、ショートニング使用のパンや洋菓子)

これらは「酸化ストレス」を高め、細胞の老化スピードを加速させる要因となります。

※ショートニングとは、食感をよくするための人工油脂です。マーガリン、ショートニングは表示義務があるので、パッケージをよく見れば避けることができます。

【4.朝ごはんの重要性】

香川先生は、朝食がテロメアと健康の鍵を握るとも述べています。

記事には長文が掲載されていたのですが、ここでは要約します。

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自治医科大学では、学生に早寝早起きとバランスの良い朝食を徹底指導した結果、

医師国家試験の合格率が全国1位に上昇。

逆に生活指導をやめた途端、合格率が急落。その後再び指導を強化し、連続1位を奪還しています。

また、小中学生100万人を対象とした調査でも、

朝食を食べる子どものほうが学力・体力ともに約2割高いという結果が出ています。

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これらの理由は、朝ごはんにあります。

「朝ごはんが体内時計をリセットし、脳と体のスイッチを入れる役割を果たすから」

なのです。

つまり、朝食は一日の始まりであると同時に、

“細胞を元気にする起動ボタン”でもあるのです。

この記事を読んで、私は朝ごはんを食べるようになりました。

主に、ブルーベリー、ナッツ、無糖ヨーグルト、ゆで卵、ミニトマトです。

いずれもテロメア青信号食品です。

【5.その他の注意点】

睡眠は7時間以上を目安に。毎日同じ時間に寝起きすることが理想です。

孤独や人との断絶もテロメア短縮に影響します。

家族や友人とのつながりは、細胞にも心にも栄養です。

禁煙・節度ある飲酒も重要な要素となります。

■ 「あなたのテロメア、残り500塩基対です」と言われたら?

これが怖くて私は検査を受けないのです。

でも、大事なのはそこからどう生きるかです。

テロメアの長さは、生活を整えることで“巻き返し”ができる可能性もあるのです。

生活習慣はなかなか変えにくいものですが、このように言われたら激変させるしかありません。

この検査が人生を左右するきっかけになるかもしれません(ワタシハウケマセンガ)。

【本日の教訓】

長寿の秘訣は、テロメアを減らさないライフスタイル

 

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