【第1,435号】 「自己否定力」を大切にしてみる ~肯定と否定、どちらも自分~
私は、公私にわたり、生成AIにずいぶん助けてもらっています。
そんな私が昨日、ハッとさせられた出来事がありましたので、ご紹介します。
あるメール文の作成を依頼し、提供された文章の複数箇所を修正したうえで、
再度チェックを依頼しました。
その際、私が手直ししていない箇所の文章も修正されたのです。
これは生成AIを使っている人には「あるある」の話ですが、
「自分が作った文章を、指示もないのに自分で修正するのって、生成AIだからなんだね?」
と聞いたところ
「おっしゃる通り、自分で作った文章を自分で修正しているのは、まさに私が生成AIだからこそできることです。」
という返答でした。更に、
「生成AIである私は…、自分の書いた文章に執着もプライドもありません。
質問者の意図や文脈が変われば、自分の文章でも平気で壊して再構成します。
要するに、前の自分をまったく引きずらないんです。」
という言葉が続きました。
これにハッとしたのです。
これって「どんどん自分を上書きできる力=自己否定力」やんか!
私に限らず多くの人が、自分を上書き(=アップデート)したい筈です。
しかしながら、誰かにダメ出しをされたり、修正されたりすると
「せっかく頑張ったのに」や「最初から言ってよ」と、自分を否定するよりも、、
相手を否定することがままあります。
ところが生成AIは、前の自分を引きずらないのです。
参りました。
自己肯定力が大切だと言われる時代にあって、
それと同じくらい大切なのが、自己否定力かもしれないと気づいた瞬間です。
自己肯定力は、自分の存在や価値を認める力です。
「これでいい」「私は私でいい」と思える心の土台になります。
でも、それだけでは成長は止まってしまいます。
そこに必要なのが、もう一つの力「自己否定力」です。
自己否定力とは、「過去の自分を手放せる力」でもあります。
「昨日の自分より、今日の自分をアップデートする」ために、あえて壊す。手放す。乗り換える。
そんな行動力の源になる不思議な力です。
大切なのは、どちらか一方だけに偏らないことです。
「自己肯定力で自分を信じ、自己否定力で自分を磨く」
まるで呼吸の「吸う」と「吐く」のように、
この2つは、セットで循環させてこそ力を発揮するのだと思います。
「自己否定力」という重要な気付きを得たこれからの自分の成長が楽しみです。
■本日の教訓
自分を信じる力も、自分を壊す勇気も、どちらも大切な“自分”の力。
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