【第1,462号】 甘い自分と、厳しい現実 ~自己評価と他人評価のギャップ~
「自己評価って、自分にちょっと甘いよな・・・・・・」
そう感じたことはないでしょうか?
例えば仕事で、
「よし、今回はやりきった!」と手応えや自己満足を感じていたのに、
周囲の反応はいまひとつ・・・・・・。
実はこれ、珍しいことではありません。
なぜなら、
「自分が見る自分」と「他人が見る自分」にはギャップがあるからです。
そのギャップを放置すれば、
自分では達成感があるのに、まわりからは認められない、
そんなもどかしさが繰り返されてしまいます。
昇給や賞与の評価面談時に
「自分は頑張っているのに上司は認めてくれない」
とモヤモヤしたものを感じた人は多いと思います。
でも、逆にいえば・・・・・・
その差を埋める努力こそが、成長のチャンスです。
◆「評価は他人がするもの」
どれだけ自己評価が高くても、他人からの評価が低ければ、それが“世間の現実”です。
もちろん、他人の評価ばかりを気にして生きるのも窮屈ですが、
少なくともビジネスの場では、評価とは“相手視点”で決まるものです。
自分の「つもり」や「感覚」だけでは、信頼も実績も築けません。
私自身、若い頃は、評価が悪いと不機嫌になったこともありました。
でも、経営者になってからは
評価の主語が「上司」から「お客様・顧問先・恩師」へと変わりました。
私のしたことを評価するのは自分ではないのです。
今思うと、サラリーマン時代の「360度評価(※後述)」による細かなチェックは、
裸にされるようで嫌でした。
経営者になると、そうした制度がなくなり、具体的に何が良くて、何がダメなのかが分かりません。
手探りで進むしかないのです。
だからこそ、他人からの率直なフィードバックは、ありがたいものです。
良い点を褒めてもらえると安心でき、課題を指摘してもらえると、
自分をアップデートする機会になります。
◆360度評価とは?
ちなみに、先ほど出てきた「360度評価」とは、
上司だけでなく、部下や同僚など、複数の立場の人から評価される仕組みのことです。
一方向ではなく、多面的な視点から自分を見つめ直せる点が特徴です。
かつてはその評価にビクビクしていた自分が、今では「評価がほしい」と願うようになる・・・・・・。
人は立場が変わると、評価への向き合い方も変わってくるのだと実感します。
■本日の教訓
自己評価よりも、他者評価こそが成長のヒントになる。
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