【1496】 「日報って、何のために書いてるん?」~ある営業マンの日報に絶句した話~
過日の夕方、時間調整のために喫茶店で読書をしていたときのことです。
隣のテーブルには、営業らしき若い男性が座っていました。
ノートパソコンを開いて、何かを打ち込んでいます。
私がトイレに立ち上がったとき、チラッと目に入った画面は、営業日報でした。
9:00~10:00 株式会社ABC 新製品の紹介
11:00~12:00 イロハ商事株式会社 見積
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「ん? 日報? え~っ!」
私は思わず足を止め、ガン見してしまいました。
上司はこれを読んで、何を指導するのでしょう?
「どこで」「何をしたか」の報告だけでは、営業現場の状況はわかりません。
重要なのは、「どのようなニーズがあり」「どんな提案をしたのか」「お客様の反応はどうだったか」
こういった【背景】と【意図】がなければ、部下の置かれている状況に助言はできません。
つまり、この日報には「育成の種」がないということです。
部下一人ひとりの「考えの浅さ」や「対応の甘さ」も、こうした記述からは見えてきません。
ベテランならともかく、新人営業への営業のやり方へ、助言も指導もできません。
結局成長もできません。
貴重なOJTの機会を自ら無にしてしまっています。
正直、彼だけでなく、その上司も、そして会社も、成長しないだろうな・・・・・・
そう思いながら、彼の顔をまじまじと見てしまいました。
この「営業日報問題」を解決するのが弊社開発のSFA「Team Manager」です。
Team Managerを活用することで、上記のような場面で大きな差がつくでしょう。
多くの企業が「日報=報告」と考えています。
けれど、私たちは「日報=対話ツール」だと捉えています。
Team Managerでは、単なる行動の記録ではなく、
・お客様の温度感
・仮説と提案内容
・反応と課題
・次の一手
といったプロセス思考が可視化される設計になっています。
だからこそ、上司は「具体的なフィードバック」ができ、
メンバーは「自分の考え方のクセ」に気づき、チームとしても「学びの共有」が生まれます。
つまり、日報が単なる記録ではなく、成長のエンジンになるのです。
「何をしたか」ではなく、「どう考え、どう動いたか」
そこに注目できるチームは、確実に強くなります。
あなたの会社の日報は、成長を生み出していますか?
それとも、見えない無駄を増やしていませんか?
■本日の教訓
日報は、成長を止めることも、加速させることもできる。
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