【1500】 「逃げる=負け」じゃない~積み重ねが教えてくれること~
いつもメルマガを読んでくださり、本当にありがとうございます。
2019年9月2日に創刊したこのメルマガも、おかげさまでついに1,500号を迎えました。
足かけ6年、こうしてお届けできているのは、ひとえに読んでくださる皆さまのおかげです。
心より感謝申し上げます。
「何号まで続けよう」という明確な目標は持っていませんが、
1,500という数字を積み重ねてきたように、これからも一日一日、一歩一歩を大切にしながら、
2,000号、2,500号へと繋げていければと思っています。
さて、今回のテーマは「逃げてもいいんじゃない」です。
生物は、不快なことや脅威に直面したとき、
それに立ち向かうか、あるいは逃げるかという本能的な選択をします。
特に、明らかに手ごわい相手や状況に遭遇したときには、
無理に戦うよりも「逃げる」方が賢い選択であることは少なくありません。
「こうあるべきだ」という、誰が決めたのか分からないようなルールに縛られて、
「逃げてはいけない」と思い込むことでストレスを溜め、身体を壊すことになっては、
本末転倒だと思います。
もちろん、逃げる選択ばかりで良いわけではありません。
本当に挑戦したいこと、この場面では挑戦しないとならないこと、
こういうときには、果敢に挑んでいけばいいでしょう。
しかし、「これは逃げるが勝ちだ」と思ったら、ためらわずに逃げればいいのです。
その選択が正しかったかどうかは、後になってからしかわかりません。
もし後悔することになれば、そのときにしっかりと反省し、今後の人生に活かせばいいでしょう。
それこそが、自分の人生に責任を持つということです。
特に新人の頃には、逃げたくても逃げたらダメというプレッシャーを感じるものです。
私に限らず、仕事や上司・先輩からプレッシャーを感じた経験は、誰もがあると思います。
しかし、当の上司や先輩は、必ずしもプレッシャーをかけているつもりはなかったかもしれません。
「君なら出来るだろ」「これも経験だから」という優しさと厳しさがあった筈です。
それを当の本人がプレッシャーと感じるのは、
「しっかりやらなきゃ」「失敗したらどうしよう」といった、
まだ経験したことのない状況に対する自分自身の不安をプレッシャーと思った筈です。
ところが、人は勝手なもので、プレッシャーの要因を上司や先輩に重ねて恐れてしまうのです。
このように考えると、プレッシャーは自分が自分にかけている魔法のようなものですから、
それから「逃げる」か「戦う」かを決めるのは、自分自身なのです。
逃げるのが嫌だったら戦えば良いでしょう。
戦うことが怖ければ逃げれば良い。
その結果は全て自分に返ってきます。
「上司のせい」「仕事のせい」にして逃げると、ますます辛くなってしまうでしょう。
食べ物の好き嫌いに置き換えるとよりわかりやすいかもしれません。
食べ物の好き嫌いは、自分で決めています。
嫌いなものは無理して食べなくてもいいでしょう。
それで栄養が偏っても、それは自分の責任です。
もちろん、判断ができない子どもは別ですが・・・・・。
この考え方を、仕事や人間関係にも応用できないでしょうか。
無理して「こうあるべき」に従うのではなく、自分の感覚を信じて選択しましょう。
逃げることも、立ち向かうことも、どちらも尊い選択です。
1,500号を迎えて思うのは、人生もメルマガも「積み重ね」でしか形にならないということです。
これからも、皆さまにとって日々の気づきや勇気につながる言葉を届けていきたいと思います。
■本日の教訓
逃げるか挑むかは自分で決める。正解は後からわかるもの。
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