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【1504】 叱ってくれる人こそ宝、人間性こそ仕事の土台~桂歌丸師匠が教えてくれたこと~

【1504】 叱ってくれる人こそ宝、人間性こそ仕事の土台~桂歌丸師匠が教えてくれたこと~

 

叱られることが怖かったり、嫌だったあの頃。

今は、叱ってくれる人がいることが、ありがたいと思えるようになりました。

本日は、そんな考え方ができるようになったきっかけとなる一文をお伝えします。

致知出版社から出版されている『1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』は私も愛読書です。

4月29日には、故・桂歌丸師匠の心に響く言葉が紹介されています。

今回は、この言葉から学べることについてお伝えいたします。

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褒める人間は敵と思え、教えてくれる人、注意してくれる人は味方と思え

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これは、桂歌丸師匠の師匠である古今亭今輔師匠の言葉です。

耳の痛い忠告を、素直に受け入れるのは簡単なことではありません。

ついつい反発したくなったり、自分を正当化しようとしたりします。

しかし、本当に自分のことを思ってくれているのは、

耳障りの良いことばかりを言う人ではなく、厳しい言葉で正してくれる人なのです。

これは、日本に古くからある「苦言は良薬」という考え方にも通じます。

例えば、茶道の千利休は、弟子の間違いを厳しく指摘しました。

それは、弟子を思ってのことであり、その苦言があったからこそ、

多くの優れた茶人が育ったと言われています。

厳しい言葉は、時としてあなたの成長のヒントを与えてくれる、かけがえのない宝物になるでしょう。

孔子も同様に弟子に厳しい言葉を使っています。

ただ、孔子の場合、厳しく言っても伝わらない人には言わない、という割り切りもされていたようです。

言ってもらえるうちが花なのだと思います。

また、この4月29日の文章にはもう一つ「ドキッ」とする言葉がありました。

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芸は人なり

薄情な人間は薄情な芸、嫌らしい人間には嫌らしい芸しかできない。なるだけ清楚な、正直な人間になる

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落語の「芸」は、その人の「人間性」から生まれるという深い意味が込められています。

私は、「芸」を「仕事」や「生き方」に置き換えて自分に言い聞かせています。

たとえば、顧客対応ひとつとっても、その人の誠実さが表れます。

また、同じ商品を売るにしても、心から相手のためを思って提案しているのか、

自分の利益だけを考えているのかでは、顧客が感じる印象はまったく違うはずです。

私たちは、つい仕事のスキルや成果ばかりを追い求めがちです。

しかし、歌丸師匠の言葉は、その土台となる「人間性」こそが、

仕事の成果や人間関係、そして人生そのものを形作るのだと教えてくれます。

日々の小さな言動が、やがて「生き方」や「仕事」となり、それが周りの人にも伝わっていきます。

そう考えると、人としてどうあるべきかを常に問い続ける大切さに気づきます。

今回ご紹介した2つの言葉は、日常の呼吸のように自然に身につけるのは相当ハードルが高いですが、

そこには「人間として、仕事人としてどう生きるべきか」という自分と周囲への感謝と愛が隠されています。

みなさんにとって、心を成長させる「良薬」や、人間性を磨くためのヒントになれば幸いです。

■本日の教訓

叱ってくれる人は宝。人間性こそが仕事と人生の土台になる

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https://online.chichi.co.jp/item/1247.html

 

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