【1505】 中途半端やめます!~ゴールを描けば歩き続けられる~
最近、大切にしている言葉があります。
中国最後の詩集『詩経』にある
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始めあらざるなし、克(よ)く終わりある鮮(すく)なし
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という言葉です。
意味は
「何事も、始めることはできる。けれど、最後までやり遂げることは、稀である。」
ため息がでるほど、私は深く頷いてしまいます。
勢いよく始めたはずのことが、いつの間にか熱を失い、見向きもしなくなっている。
そんな経験が、私にはたくさんあります。
ギター、教則DVD、楽譜、ゲーム、カメラ、レンズ、釣竿、リール、ルアー、書籍、映画DVD・・・。
仕事にも未完のまま放置された企画、途中で止まった学び、書きかけの文章がたくさんあります。
これらが視野に入る度に「勿体ない」と思うと同時に、
「スタート時の熱意はどこへ行ったのか」と落ち込みます。
やり始めることに躊躇うより、まずはスタートすることが大切だと思った結果です。
おそらく、「やり遂げる」よりも「やりたい」を優先してきたのでしょう。
そのため、やり遂げたときの自分やゴールイメージが想像できていなかったと思います。
「終わったとき、どんな自分になっているのか」
「何が手元に残っているのか」
マラソンだって、ゴールが決まっていなければ走り切れません。
私の場合、ゴールイメージがないまま、スタートさせていることが多く、歩き続けるのが難しかったと思います。
過日、デアゴスティーニの分冊百科から、R32GT-Rが発売されたときは、ほとんどクリック寸前でしたが、
「ちょっと待て。また中途半端を増やすのか!」
と神の声のような叱責の声が聞こえて、新たな挑戦よりも、自分の周囲に山積している
“中途半端なもの”に、もう一度向き合うことを選びました。
公私ともに中途半端なものは、過去の情熱の残骸であり、それを掘り起こせば、
新たな未来へと繋がるヒントでもあります。
とにかく、今ある“中途半端”を全部、リビルドします。
一つずつ、短期・中期・長期の目標を持たせ、到達させていきます。
それが、今の私にとっての「やり遂げる力」の育て方です。
始める元気は誰にでもあります。
けれど、終わりまで歩む力は、決意と未来の自分への信頼から生まれます。
頑張ります。
■本日の教訓
始める力より、やり遂げる力を磨け。
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