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【第175号のテーマ】 忠誠心
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社員や自分の部下の忠誠心の有無を嘆く人がいます。
朝礼で幾ら社長が訓示をしても言葉では忠誠心は生まれません。
侍の時代には、具足や刀を拝領し、それを家宝として後生大事に
末代まで大切にする文化がありました。
近年では陸軍、海軍の軍学校を優秀な成績で卒業したものに
恩賜の軍刀や短剣が与えられました。
忠誠心に対する「感謝」や「期待」という
「心」を形として与えました。
それが主君や国のためにという「心を一つにする」ことに繋がり、
慕う心や信じる心、すなわち「忠誠心」となったのでしょう。
今の時代はどうでしょうか?
社長が社員に「感謝」や「期待」として与えるモノは何がありますか?
ボーナス!
金かい~!
と突っ込みが入りそうですが、「感謝」や「期待」として
言葉を与える場面は多いと思いますが、モノはあまり見かけません。
心を一つにするために経理理念やゴールドスタンダートといった
「目指すモノ」を与えている会社は多いです。
弊社の顧問先である正栄工業さんでは、
入社すると男性はネクタイ、女性はスカーフを渡しています。
入社式や経営方針発表会などは全員が同じモノを纏います。
凄く一体感を感じます。
制服や揃いの作業服も一体感を醸成するモノではありますが、
日常的に身に付けると有り難みが薄れます。
やはりここぞという「式典」で着用すると「一体感」は高まります。
この「一体感」が会社を
慕う心
信じる心
となるのでしょう。
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