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【第250号のテーマ】 一所懸命
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最近
一所懸命
について話す機会が多いです。
一所懸命の語源は
武士が賜った一箇所の領地を命を懸けて守り、生活の頼りにした
ことです。
現代に置き換えると
自分が生きていく上ですべきこと
自分の仕事ですべきこと
自部署の仕事ですべきこと
自社の仕事ですべきこと
これらに命懸けになって取り組むこと、と言えるでしょう。
命懸けで一生取り組んで、初めて
一生懸命
やりました、生きました、
となります。
ですので、
一生懸命やります
は正しい使い方ではありません。
冒頭の、最近「一所懸命」について話す機会多いです、に戻ります。
何故、機会が増えたのか、と申しますと
自分達が立てた実行計画について
期限通りにやらない、
目標数値に未達のまま放置
やったけれどその実行品質が低いまま
など「やる」と言ったことへの「努力不足による未達」が目に余ったからです。
やると言ったらやる!
やらないのならやると言わない!
嘘を付かないからお互いが信頼できます。
嘘はダメだと解っていても、仕事では嘘が多いです。
とても残念です。
やると言ったらやる!
やらないのならやると言わない!
これを一所懸命の語源の時代に置いてみると
やると言った自分の仕事には命を懸けてやる!
自分の仕事でありながら、やらないのであれば、切腹覚悟で断る!
となるでしょう。
安易に「わかりました」や「やります」と言う人にも責任がありますが、
それを言わせている
上司の責任
もあります。
そもそも
仕事
とは、事に仕える(つかえる)ことであり、
仕えるとは、
目上の人のそばに居て、その用をする
その人を主君、主人、上長として、その人のために働く
ことです。
部下が「努力不足による未達」になった時には
上司に「仕える」気持ちが希薄なのですから、そうさせている
上司が腹を切る
べきなのでしょうね。
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