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【第259号のテーマ】 人間の心の動きをつかむ
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今回は松下幸之助氏ネタです。
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人間の心の動きをつかむ
人間の心というものは非常に変化性がある。
今は非常に愉快に笑っているかと思うと、
またつぎの瞬間に悲観するようなことが起こってくればそうなる。
それほど変化性がありますからね。
そういう人間の心の動きの自主性というものを、
経営者といいますか、皆さんのように指導的な立場に立つ人は、
よほどつかまねばいかんと思います。
(昭和36年8月7日 松下電器幹部社員への講話))
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サラリーマンだった頃、部下の心の動きよりも
自分の責務のことに重きを置いていたので、
部下の心の動きにはあまり配慮できませんでした。
独立し、社員を抱えても同じで
会社経営の責務に重きを置くために
社員の心の動きにあまり配慮できていません。
ところが、コンサルタントとして、経営者の参謀的立ち場で
その会社の社員さん達を見ると
経営者とは違った視点で、心の動きが見えてきます。
当事者では、責務が先に見える故にそこに焦点が合います。
ですが、コンサルタントになると俯瞰や鳥瞰で企業を見ますので
一点に焦点が合うことが無く、全体が見えます。
故に、社員さんの心の動きも見えやすくなります。
社員や部下の心の動きが見えにくいときには
視点を変えることです。
そのためには、見る位置とも言える
視座
を変えることも重要です。
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