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【第564号】 経営者の意思決定

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【第564号】 経営者の意思決定

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会議の席で多数決で決める場面に出くわすことがあります。

ビックリします。

会議は何らかの成果を出すために目標や手法を討議する場です。

満場一致である必要はありません。

賛成意見が多い方が採択する必要もありません。

対立がある方がアイデアが複数あることになりますし、

当事者として深く考えているということになります。

良い決定をするために複数の案の中から、メリット・デメリットを考え

選択をしていくことが会議です。

その選択した案が正しいとは限りません。

もっともそれが良さそうだ、というベター案です。

それをさらにベストの案にするために討議を重ねます。

その結果、これしかないという案になります。

そうやって生み出した案だからこそ、

実行すべき価値があり、成果も出ます。

多数決では、そのような案には育ちません。

本メルマガのタイトルは「経営者の意思決定」ですから、

この先はそこに触れます。

経営者は自分以外の全員が反対であっても、自説を選択する場面があります。

例えば、

従業員に賞与を払わなくてもその原資を投資に回すべき、と判断する。

売上が落ちていてもあえて人を採用する。

退職で人が減っていても新事業へ挑戦する。

これらはメリット・デメリットの天秤がデメリットに傾いているかも知れません。

しかしながら、あえて「今、必要」という意思決定をすることがあります。

従業員の意見は従業員の立場での意見です。

それはそれで重要ですが、経営者としての意思決定は

経営者だけができる大きな大きな責任ある行為です。

その責任を取らない経営者が従業員の声に流されます。

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