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【第58号のテーマ】 受け取ると受け入れるの違い
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57号で否定や反対意見を言われたら
「そういう考え方もあったか~。なるほど。ありがとう」
そんな気持ちで受け取りましょう、と書きました。
今回は「受け止める」と「受け入れる」の違いについて触れてみます。
「カチン!」と来たら、その後は
なかなか、素直に受け入れられないものです。
仮に自身にとってプラスになる事であっても、難しいものです。
だから「カチン!」と来たらダメなんです。「損」なんです。
「買う人いないと思うよ~」と言われたら、
「そうかぁ~、いないのか・・・」
と素直に「受け止める」ことです。
先ほど「受け入れる」と書きました。
今は「受け止める」と書きました。
「受け止める」と「受け入れる」は違います。
この2つを混同してしまうと、
強い葛藤が生まれ、抵抗や反発が生まれることがあります。
「受け入れる」とは、相手に同意し、相手の言うこと、
提案に頷いたり、飲み込むことになります。
素直に「受け入れる」ことができれば、何の問題もありません。
ですが、「受け入れなくては」と思ってしまうと、
相手と意見や考えが違う場合、強制を感じ、抵抗したくなります。
不愉快な気分となることもあります。
しかし、受け入れなくても「受け止める」に留めるだけで
コミュニケーションを円滑にできることは少なくありません。
「受け止める」とは、相手が伝えようとしていることについて
理解を示すことで同意することではありません。
反対意見が出たときに「受け止める」ことは、難しくありません。
「耳を傾けてみよう」と思えば良いのです。
難しく感じるのは「受け入れよう」とするからです。
頭が反対しているのです。
この使い分けが少しできるようになりました。
随分、楽になったと思います。
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