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【第723号】  一を聞いて二を知る~孔子~

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【第723号】  一を聞いて二を知る~孔子~

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一を聞いて十を知る

という言葉があります。

意味は

物ごとの一部を聞いただけで全部を理解できる、

賢明で察しの良いことを例えた言葉です。

一を以て万 (ばん) を知る、という十どころか凄い例えもあります。

英語では、十は出てきません。

A word is enough to the wise

と言います。

一つの言葉で十分に察することができる、という意味です。

皆さんの周囲にもこういう方がいらっしゃいますか?

孔子の高弟である顔回は、一を聞いて十を知ったそうです。

その顔回と自分を比べた子貢は

自分は一を聞いて以て二を知るのみである

と孔子に言いました。

それを聞いた孔子は子貢に

一を聞いて十を知るのは天才。

一を聞いて二を知るだけで十分。

私もお前と同じだよ。

と言っています。

私には、

一を聞いたら、それをきっかけにして、

そこからいろいろと考えを巡らせることが大事だよ

と孔子が言っているように聞こえます。

できる人の真似を無理をせずに、

自分の理解の範囲、できることを一歩掘り下げなさい

ということだと思います。

余談ですが、孔子は

「一隅を挙ぐるに、三隅を以て反らざれば、則ち復たびせざるなり」と残しています。

意味は、

四角の一隅について教えただけで、そこから考えを巡らせ、

他の三つの隅についてまで、自分で考えて、「こういうことでしょうか?」

とたずねることをしないような者には二度と教えることはしません、

ということですが、

孔子自身は「二隅しかわからない」って言ってるやん!

とツッコミたくなります。

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