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【第85号のテーマ】 1分でわかるドラッカーのマーケティング
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ドラッカーは「真のマーケティング」とは顧客のニーズを満たすこと、
と言っています。
違う言い方をすると
顧客のニーズを知り、事業を通して、満足を提供する
となります。
日本経済が成長していた時代=作れば売れる時代のマーケティングは
工場が生産したモノを「販売」することでした。
販売とはまず商品があり、それが売れる市場を探すという発想です。
販売チャネルや販売先の開拓、整備が営業部隊の主となる仕事でした。
ところが、モノが溢れる今の時代のマーケティングは違います。
顧客は何が買いたいのか?
ここからスタートします。
この際、注意すべきは「何が」は「モノ(商品名)」ではありません。
それを手にすることで、自分の生活がどう
「よくなるのか(どんなことが起こるのか)」
が重要です。
自分たちが売る側に立って考えると誤った行動となるでしょう。
・何が売れているかを調べる
・何を売りたいかで考える
・どうすれば売れるかを考える
・収集したデータから判断する
これらは前時代のマーケティングです。
ドラッカーは次の様に考えなさいと教えてくれます。
人々の自然なニーズに合わせて商品を提供すれば自然と売れます。
・人々は何に満たされていないのかを探る
・人々は何を買いたいのかを探る
・顧客が必要とする価値を探る
・社会の現場に足を運んで観察することが重要
マーケティングによって、すでにあるニーズを満たすだけだとすぐに厭きられます。
それどころが全く売れないこともあるでしょう。
イノベーションによって、新しい価値を創りだし、
新しい顧客を創らなければなりません。
ここにも「顧客の創造」というフレーズが出てきます。
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