【第851号】 善行のフリをするのはいいことだ
致知出版の渋沢栄一翁 論語と算盤 「為政編」現代語訳版 P141に
「善行のフリをするのはいいことだ」
とありました。
志や心からの善行ではなく、ポーズの善行でもいいの?
と思いましたが、読み進めると「なるほど~」と思ったので、
ご紹介します。
********************************************************************
善行のフリをするのはいいことだ
行為の元である志がねじ曲がっているのに
所作が正しいということはありえない。
しかしながら、志は無くても褒美を貰うために善行のフリをしても、
善行をしたことは間違い無い
志の善悪よりも所作の善悪が
人にはみえるもの
********************************************************************
少しでもたくさん給料を貰うために一所懸命頑張る姿を
お金のために働く
と冷めた目でみる人がいます。
渋沢栄一翁は、それでも頑張っているならOKと言っています。
やり甲斐を求めるために働きます
職場の仲間のため、顧客のために頑張ります
と言っていながら、頑張っていない人もいます。
そういう人を翁は
志の善悪よりも所作の善悪
と戒めています。
動機はどうであれ、その行動が善行であればそれで良い
という考えは小難しいことを考えずに、
したいことをしたいように素直にやる
ということですから、
人にも自分にも偽りのない良い姿と言えます。
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティング☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。