【第958号】 褒めるのは難しい
叱るよりも褒めるのが難しいと思います。
社員を褒める際には特定の人ばかり褒めることにならないようにしないと
嫉妬や依怙贔屓のように感じたり、褒めすぎると調子に乗ったり、
本人が褒めてほしいときに褒めないと落ち込んだり、見ていないと思われたり・・・
部下を持つと誰もがこんな些細だけれど重要なことに悩んでいると思います。
更に難しいのが社外の人を褒めることです。
他社をベンチマークして、その良い部分や良い社員の様子を
自社で伝えることがあります。
他社を褒める=他社と比較して、自社の駄目な部分を認識させる
ことになります。
自社を貶(けな)しているわけではありませんが、
他社は素晴らしいと言っているのですから同じです。
戦国武将の加藤清正もこの問題に悩んでいたようで
「よその若者を褒めることは、うちの若者をけなすことだ」
と言って、よその若者のことを褒めなかったと言います。
ベンチマークをして、自社の不足を知ることも大切ですが、
自社の美点を知ることで、そこを更に伸ばすために褒めましょう。
そして「不足はただ一つ、○○については負けているから、
そこを集中して、次回は追い抜こう」のように纏めると良いと思います。
学び過ぎてあれこれ要求すると「ダメ出しばかり」と感じる可能性があります。
それよりも「悔しい一点」をバネに成長する方向へ持って行きたいですね。
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